DESIGN
ウッドとレザーの対比が楽しめる《メトロポリタンチェア》。
September 29, 2016 | Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
北欧デザインの名作《メトロポリタンチェア》に、新たなコンビネーションが誕生。オリジナルバージョンで考えられていた素材の組み合わせが、60年以上の時を経てついに実現した。
背面から肘掛けにかけて、大きくうねりながら弧を描く独自の形状が特徴的な《メトロポリタンチェア》。アイナー・ラーセンとアクセル・ベンダー・マッセンが会議用の椅子として1949年に発表したものであり、彫刻にも似た美しい姿と職人技の極みがつまった見事な仕上げで、北欧名作家具の一つとして高い評価を得ている。
背と座の素材は、3色のサドルレザーからのチョイスしかなかったが、今回発表されたのは、ウッドの背にレザーの座面という、2つの異なる素材を合わせたコンビネーションだ。
背と座の素材は、3色のサドルレザーからのチョイスしかなかったが、今回発表されたのは、ウッドの背にレザーの座面という、2つの異なる素材を合わせたコンビネーションだ。
このバージョンは、デザイナーの2人が当初考えていたもので、長い月日を経て、ついに実現することになった。
木部はオークもしくはウォルナット材、座面は多種多様なレザーの中から選ぶことができる。
木部はオークもしくはウォルナット材、座面は多種多様なレザーの中から選ぶことができる。
METROPOLITAN CHAIR
《LM92T メトロポリタンチェア》W760×D560×H780×SH425mm。215,000円〜。公式サイト