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【インドアJJ？】ゆっくり飲んでもおいしい。《JJ》と過ごすくつろぎの時間。

『カーサブルータス』2024年12月号より

October 15, 2024 | Food, Design | PR | photo_Koichi Tanoue text_Mariko Uramoto

《JJ》とはジャスミン焼酎ジャスミン茶割のこと。たくさんの植物に囲まれて暮らすPRの杉山耕平さんは、ジャスミンが香る《JJ》をどう楽しんでいるのでしょうか。気持ちのいい日差しが差し込む自宅を訪ねました。

仲間が集まり、それぞれ持ち寄ったお気に入りの植物を見ながらお酒を飲むことも。手前は8年かけて育てているアガベ・チタノタ。

アフリカ系や南米系の植物はテラスで育てている。

植物好きは子どもの頃からという杉山耕平さん。都内の自宅には人気の品種から、専門家も驚くような珍しいものまで、多種多様なグリーンがずらりと並んでいる。ただ、たくさんの植物と過ごす日々は忙しい。朝と夜、それぞれ約1時間かけて世話をするのが日課だ。

「水やりだけでなく、日の当たる場所や風の通り道に合わせて配置を変えたり、枝を切ったり、植え替えたり。やることが多いんです（笑）。手間はかかりますが、植物に触れることで心身が癒されます」

本業はアパレルブランドのPRマネージャー。休日は植物を求めて、地方の農園に行くことも。アクティブな杉山さんにとって、お酒を飲む時間は自宅でリラックスするためにある。ジャスミン焼酎をジャスミン茶で割った《JJ》はそんなひとときにぴったりだ。

ブルーの鉢は会社の後輩であり陶芸作家の山野邉彩美の作品。

親交の深い竹村良訓から購入プレートやマグ。《スツール60》は珍しいマホガニー製。

「開けた瞬間、華やかなジャスミンの香りが。植物好きにとって、癒しの瞬間ですね。しかも、炭酸じゃないから、時間をかけてゆっくりと楽しめるのもいい。和食や中華など食事とも相性がいいけど、一方で食後にスイーツを楽しむような感覚でも飲める。秋の夜長、植物を眺めながら過ごす時も優しく寄り添ってくれます」

食や器、植物好きが高じて、ホームラインのクリエイティブディレクターとしても活躍。生産者のもとで出会った植物を自身が企画したイベントで販売も行っている。グリーンがひとつ加わるだけで暮らしが豊かになると杉山さんは言う。《JJ》片手に愛おしそうにアガベを見つめる姿には満ち足りた生活がそのまま表れている。