DESIGN
パントンの原案に忠実な素材選び。小さな〈パンテラ〉は全11色!
July 1, 2016 | Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
独自のフォルムと色彩感覚で数々の名作を生み出したヴァーナー・パントン(1926〜1998)。彼の代表作の一つである照明〈パンテラ〉にこの秋、ミニ・バージョンが登場する。
パンテラが生まれたのは1971年。当時、パントンは、シェードに金属を使おうと考えていたが、実際に製品化されたものはアクリル樹脂だった。しかし、今回発表された〈パンテラ・ミニ〉は、シェードの大きさを従来のφ40cmからφ25cmとコンパクトにまとめた上で、パントンの原案通りにシェードをスチール製で仕上げているのが特徴だ。
さらにカラーも、パントンが生前にデンマークのトラポルト現代アート美術館で行った「光と色」展のために準備した8色(イエロー、オレンジ、バイオレット、レッド、ピンク、ブルー、ブルーグリーン、イエローグリーン)をベースに、モノトーンな3色(オパール、ブラック、ホワイト)を加え、全11色と豊かなバリエーションを展開。
さらにカラーも、パントンが生前にデンマークのトラポルト現代アート美術館で行った「光と色」展のために準備した8色(イエロー、オレンジ、バイオレット、レッド、ピンク、ブルー、ブルーグリーン、イエローグリーン)をベースに、モノトーンな3色(オパール、ブラック、ホワイト)を加え、全11色と豊かなバリエーションを展開。
小ぶりになったことで、シェルフや窓際のちょっとしたスペース、テーブル脇などに気軽に置くことも可能に。北欧デザインに新しい風を起こしたパントンの世界を自由に楽しんでほしい。