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〈などや代々木上原〉に新スペース登場。築60年超えの古民家に〈ミーレ〉が導入された深い理由とは?

| Design, Architecture, Food | PR | photo_Taro Oota   text_Mariko Uramoto   editor_Keiko Kusano, Housekeeper

オルタナティブスペース〈などや 代々木上原〉の一角に、ドイツのプレミアム家電ブランド〈ミーレ〉と共同で運営する〈FIRST PLACE(ファーストプレイス)〉が誕生した。なぜ〈ミーレ〉と〈などや〉がタッグを組んだのか? 〈ファーストプレイス〉が目指すものとは? 〈などや〉プロデューサー・建築家の岡村俊輔、ゲストデザイナーとして参加した狩野佑真に話を聞くとともに、プロジェクトに賛同した作陶家・安藤雅信、料理人・野村友里と岡村によるトークの内容も紹介します。

これまで公開されていなかった〈などや代々木上原〉の奥に誕生した〈ファーストプレイス〉。名前の由来は、社会が大きく変容する中、未来の人々の暮らしに思いを馳せ、これからを探していくための「第一の場=FIRST PLACE」を目指したいという思いから。当たり前に思っていることを根底から見つめ直し、未来につながる提案を育んでいきたいという。
これまで公開されていなかった〈などや代々木上原〉の奥に誕生した〈ファーストプレイス〉。名前の由来は、社会が大きく変容する中、未来の人々の暮らしに思いを馳せ、これからを探していくための「第一の場=FIRST PLACE」を目指したいという思いから。当たり前に思っていることを根底から見つめ直し、未来につながる提案を育んでいきたいという。

未来を見つめ、アイデアを育んでいく〈ファーストプレイス〉。

オルタナティブスペース〈などや代々木上原〉とドイツのプレミアム家電ブランド〈ミーレ〉が共同でスタートしたプロジェクト〈ファーストプレイス〉。分野も規模もまったく違う〈などや〉と〈ミーレ〉だが、実は「今と未来を見据えて活動する」という共通の姿勢がある。

たとえば、〈などや〉は建築家の岡村俊輔を中心に、古い民家の風合いを生かしつつ 、新しい価値を加えながら、そこに集まる人々と交流し、社会の変化にどう向き合うのか問いを続けてきた実験的な活動体だ。コロナ禍の2020年にスタートし、恵比寿(契約満了につき2024年に終了)、代々木上原、島津山(五反田)と拠点を増やしながら活動を続けている。

一方の〈ミーレ〉は1899年の創業当初より、長期使用を前提にした家電づくりを行っている。“壊れたら捨てて、新しいものを買い替える”のではなく、修理しながら使い続けることこそが究極のサステナビリティだと考えているからだ。

〈などや代々木上原〉の一角に誕生した〈ファーストプレイス〉では、中央に〈ミーレ〉のオーブンなどを据えたキッチンを配置し、そこを人が囲みながら交流し、さまざまな専門家や活動家とともに未来を考えていく場へと育てていく予定だという。
ビルトインされた〈ミーレ〉のオーブンの横には狩野佑真が手がけた特別なタイルが寄り添う。
ビルトインされた〈ミーレ〉のオーブンの横には狩野佑真が手がけた特別なタイルが寄り添う。
冷蔵庫を置いたスペースの扉(写真右)は、もともとあった襖を裏返しにし、ガラスをはめている。
冷蔵庫を置いたスペースの扉(写真右)は、もともとあった襖を裏返しにし、ガラスをはめている。
ビルトインされた〈ミーレ〉のオーブンの横には狩野佑真が手がけた特別なタイルが寄り添う。
冷蔵庫を置いたスペースの扉(写真右)は、もともとあった襖を裏返しにし、ガラスをはめている。
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