ART
スプツニ子!が描く未来のフローラ。《Tranceflora—エイミの光るシルク》展開催。
May 11, 2015 | Art, Fashion | casabrutus.com | text_Jun Ishida
「バラの香りのするシルク」、「恋に落ちる(かもしれない)シルク」があったらどんなに素敵だろう。スプツニ子!がそんな夢のようにも思えるシルクの開発に取り組むプロジェクトをテーマにした《Tranceflora—エイミの光るシルク》展が、グッチ新宿にて開催中だ。
「MITでこれまで存在しなかった生き物が成長する姿を目にして、バイオテクノロジーの力で恋に落ちるかもしれないシルクの服を作る女の子エイミの物語を着想した」というスプツニ子!。クラゲや珊瑚の遺伝子を用いた「光るシルク」を発明した農業資源研究所とともに〈Tranceflora(トランスフローラ)〉プロジェクトを立ち上げ、“恋愛ホルモン”と言われるオキシトシンと嗅覚に訴えるシルクの開発に取り組んでいる。
展示では、グッチのアイコニックなモチーフ〈フローラ〉をテーマに、光るシルクを用いた西陣織のドレスやショートフィルムが展示。光るシルクを生み出す3000個以上の遺伝子組み換え繭玉を用いたインスタレーションも楽しめる。スプツニ子!が描く未来のフローラ、ファッションの世界を体験しよう。
展示では、グッチのアイコニックなモチーフ〈フローラ〉をテーマに、光るシルクを用いた西陣織のドレスやショートフィルムが展示。光るシルクを生み出す3000個以上の遺伝子組み換え繭玉を用いたインスタレーションも楽しめる。スプツニ子!が描く未来のフローラ、ファッションの世界を体験しよう。
スプツニ子!《Transflora—エイミの光るシルク》展
5月17日まで。グッチ新宿3階イベントスペース。新宿区新宿3-26-1新宿高野ビル。11時〜20時。無休。入場無料。