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NIGO®のライフスタイルが空間すべてに反映された〈NOT A HOTEL TOKYO〉。

『カーサブルータス』2025年2月号別冊付録より

January 17, 2025 | Architecture, Design, Travel | PR | text_Takahiro Tsuchida illustration_Kenji Oguro

東京を代表する2人のクリエイターがNOT A HOTELを手がけました。待望のコラボレーションを果たす相手はNIGO®。ファッションはもちろん音楽、デザイン、茶道など幅広いカルチャーに通じる彼の感覚から、常識を超えた場が生まれます。

リビングスペースの窓から雄大なランドスケープを眺める〈NOT A HOTEL TOKYO〉。移り変わっていく風景のスケール感を、広々とした空間の中から1日を通して楽しめる。ヴィンテージ家具の多くはパリから取り寄せる。

どこかシュールに見えるほど、NIGO®が手がける〈NOT A HOTEL TOKYO〉は常識を超えている。室内から見えるのは視界いっぱいに広がる水平線。同じ景色はベッドルーム、バスルーム、プール、茶室などからも楽しめる。

「NOT A HOTELさんがすごい土地を見つけてくれました。僕の別宅も海のそばなので、あの家を建てた経験も生かしてデザインしています」とNIGO®。東京湾に突き出た富津岬の敷地からは、天気がいい日は富士山が見え、海上を貨物船などが行き交う。24時間を通して美しく移り変わっていくここからの景色を、彼はとても気に入っているという。

リビングやダイニングの椅子は、彼がプライベートでも愛用するジャン・プルーヴェやピエール・ジャンヌレのもので、ヴィンテージの逸品が並ぶ。さらに建物の上にはアーティストのKAWSによる巨大な立体作品が輝く。東京のトップクリエイターであり、日本でも海外でも注目を集め続けるNIGO®のライフスタイル。彼のすべてが反映された〈NOT A HOTEL TOKYO〉は、この名前にふさわしく、世界中で憧れの対象になるに違いない。

「これは自分の集大成と言ってもいいですね。NOT A HOTELを良いお手本として、こういうことをもっと日本で積極的に取り組んでいかないと、と思います」