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Lola & Paniが撮り下ろす、風に揺れる〈オム プリッセ イッセイ ミヤケ〉。
『カーサ ブルータス』2025年2月号より
January 9, 2025 | Fashion, Art, Design | PR | photo_Lola & Pani text_Housekeeper
〈オム プリッセ イッセイ ミヤケ〉2025年春夏のテーマは「Up, Up, and Away」。風をイメージした軽やかで伸びやかなコレクションを、ロンドンを拠点に活躍するLola & Paniが捉えました。
シーズンごとにテーマを変え、日常的に使えるものづくりを続ける〈オム プリッセ イッセイ ミヤケ〉。2025年の春夏コレクションは風をテーマに制作した。
このコレクションを、人の生き様や内側から醸す空気感を軽やかに映し出す写真家デュオ、Lola & Paniが撮り下ろした。被写体にはプロのモデルのみならず、彼らの友人や知人、アーティストも含まれる。
「2020年に私たちが発表した作品集『Studio Portrait Book』を見たブランドがオファーしてくれたこのプロジェクトは、私たちの世界観にブランドが表現する色彩を載せていくようなスタイルで撮影しています。元々ブランドのファンでしたので、夢のような思いでした。すべてフィルムで撮影し、私たちは自分達の手で現像するため、この写真に対する姿勢と、イッセイ ミヤケのものづくりには、共通するところが多くあるように思います」
「2020年に私たちが発表した作品集『Studio Portrait Book』を見たブランドがオファーしてくれたこのプロジェクトは、私たちの世界観にブランドが表現する色彩を載せていくようなスタイルで撮影しています。元々ブランドのファンでしたので、夢のような思いでした。すべてフィルムで撮影し、私たちは自分達の手で現像するため、この写真に対する姿勢と、イッセイ ミヤケのものづくりには、共通するところが多くあるように思います」
パラシュートを装着した姿から発想し、ハーネスに見立てたストラップを胸につけた《PARACHUTE》、風を受けたときのシルエットに細部の作りまで凧に倣った《KITE COAT》、太さの異なる格子柄を描いた布を風に晒し、なびいたその瞬間を切り取った《WINDSWEPT PLAID》など、風に対する好奇心が形になったような、伸びやかで開放的なコレクションだ。風が吹くと生き生きとその姿を変える躍動感もまた魅力的だ。
Lola & Pani ローラ・パブロッカとパニ・ポールによるロンドンの写真デュオ。『i-D』などのファッション雑誌からドキュメンタリー、ポートレートまで被写体のストーリーに焦点を当てた作品を手がける。オム プリッセのヴィジュアル撮影は2023/24AWから。
イッセイ ミヤケ
TEL 03 5454 1705