DESIGN
東京・有明に誕生したフィン・ユールの専門ギャラリー。
December 17, 2017 | Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai
オーガニックな造形美と使い勝手の良さで、たゆまぬ人気を誇るフィン・ユールの家具を復刻する新ブランドがギャラリーをオープン。
アルネ・ヤコブセンやハンス・J.ウェグナーと肩を並べ、デンマークを代表する建築家、家具デザイナーのフィン・ユール。使うものがいかに自然に、そして自由に家具と触れ合うことができるかを生涯にわたり追求した名匠だ。彼の意志を受け継ぎながら、高品質で復刻、製造する新ブランド〈ハウス オブ フィン ユール〉が、日本初となる専門ギャラリーをIDC OTSUKAの有明本社ショールーム内にオープンした。
このギャラリーでは、《ペリカンチェア》《ポエトソファ》など、フィン・ユールを代表する作品の特別仕様モデル、また、日本初登場となる《FJ64チェア》など、多数のコレクションが展示される。
このギャラリーでは、《ペリカンチェア》《ポエトソファ》など、フィン・ユールを代表する作品の特別仕様モデル、また、日本初登場となる《FJ64チェア》など、多数のコレクションが展示される。
フィン・ユール(1912〜1989)独特の発想とすぐれた美意識をもち、細部にわたって美しい家具を生み出す「家具の彫刻家」。それまで加工が難しいと考えられていたチーク材を家具に応用し、デンマーク家具の、主材料に変えた功績をもつ。多くの美しい家具を生み出したデンマークデザイン界の立役者でもある。