DESIGN
デザインイベント速報:ピエール・シャルパン個展〈From the studio〉
October 19, 2017 | Design, Art | casabrutus.com | photo_Akihide Mishima text_Hisashi Ikai editor_Rie Nishikawa
東京・青山で開催中のピエール・シャルパンの東京初の個展〈From the studio〉で、ピエール・シャルパンの頭の中を巡る。
フランスを代表するプロダクトデザイナー、ピエール・シャルパン。エルメス、ヴェニーニ、アレッシィをはじめ、名だたる世界のブランドと協働を重ねる彼が東京で初となる個展を開催している。
〈From the studio〉というタイトルの同展。会場には、代表作とともに、シャルパンが自身のアトリエに置いているさまざまなオブジェが展示されている。
「日常のなかで、僕が何に興味を持ち、どのようなところからクリエーションのきっかけを生み出しているのか。この展示を通して感じ取っていただけると思います」
床に等間隔で配置された10の平台には、「色」「サイズ」「形」「ランドスケープ」など、それぞれにテーマがあり、作品づくりの裏でシャルパンどのような思考を巡らせているかに近づく。
〈From the studio〉というタイトルの同展。会場には、代表作とともに、シャルパンが自身のアトリエに置いているさまざまなオブジェが展示されている。
「日常のなかで、僕が何に興味を持ち、どのようなところからクリエーションのきっかけを生み出しているのか。この展示を通して感じ取っていただけると思います」
床に等間隔で配置された10の平台には、「色」「サイズ」「形」「ランドスケープ」など、それぞれにテーマがあり、作品づくりの裏でシャルパンどのような思考を巡らせているかに近づく。
「いつもこのように順序立てて、かっちりと考えているわけではありません。目にしたもの、手で触れたもの、そうした記憶のかけらのようなものが少しずつ重なり合いながら、デザインのコンセプトやプロセスが生まれるのです」
2年前に発表した作品集『Pierre Charpin』の制作を通じ、自らを見つめ直し、考察し直したことも、この展示には生かされているという。
2年前に発表した作品集『Pierre Charpin』の制作を通じ、自らを見つめ直し、考察し直したことも、この展示には生かされているという。
会場内には、小林幹也プロデュースのブランド、TAIYOU & C.から販売されるシェルフ《OPEN WOOD》や和信化学工業の水性塗料《BELAY》のカラーバージョンなど、日本企業から発表した最新作も展示されている。