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カルティエと日本の50年を辿る展覧会が〈東京国立博物館 表慶館〉で開催。ペインター・澁谷翔の新作発表も。
March 30, 2024 | Fashion, Art, Design | PR | text_Mio Koumura editor_Keiko Kusano
カルティエと日本をつなぐストーリーを紹介する、展覧会「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」が6月12日から、〈東京国立博物館 表慶館〉で開催! 新聞「ニューヨーク・タイムズ」の一面に毎日描く〈NYTシリーズ〉で知られる、ペインター・澁谷翔の作品も登場します。
カルティエが日本で最初のブティックをオープンしたのは、1974年。東京・原宿の竹下通りを降りてすぐの今はなき複合施設〈パレ・フランス〉だった。それから50年を記念して開催される本展では、左右対称の〈表慶館〉の右翼でアーカイブのジュエリーを中心に、左翼でカルティエ現代美術財団と日本のアーティストの絆を、そして中央では澁谷翔がインスタレーションを行う。
展覧会名にもある「結」はカルティエの歴史的な作品にたびたび見られる結び目のモチーフに着想しており、20世紀初頭に美術愛好家であったルイ・カルティエが収集した日本の品々を思い起こさせるものだ。右翼では貴重なプライベートコレクションやアーカイブ文書など約200点を展示し、日本上陸前から存在した日本との絆がカルティエのクリエイティブにどのような影響を与えたのかを紹介する。
展覧会名にもある「結」はカルティエの歴史的な作品にたびたび見られる結び目のモチーフに着想しており、20世紀初頭に美術愛好家であったルイ・カルティエが収集した日本の品々を思い起こさせるものだ。右翼では貴重なプライベートコレクションやアーカイブ文書など約200点を展示し、日本上陸前から存在した日本との絆がカルティエのクリエイティブにどのような影響を与えたのかを紹介する。
一方の左翼では、日本人アーティストをヨーロッパにいち早く紹介してきたカルティエ財団所蔵のコレクションや出版物、財団から制作依頼された作品にいたるまで、その過程も含めてアートにおけるカルティエと日本との関わり合いを垣間見ることができる。村上隆や杉本博司、荒木経惟、川内倫子、束芋、そして北野武など、日本のアートシーンを代表する15人のアーティストの作品展示も見どころだ。
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