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建築家・重松象平とメルセデス・ベンツの新型CLEクーペに宿るシームレスな視点。

April 26, 2024 | Vehicle, Architecture, Design | PR | photo_Masahiro Okamura text_Yoshinao Yamada movie director_Shinji Furuya　movie camera_Junya Hoshi　撮影協力_ホテル虎ノ門ヒルズ

〈メルセデス・ベンツ〉のラインアップに新たなクーペが加わった。その名は《CLE クーペ》。スポーティネスとエレガントな佇まい、その両方を兼ね備えた車は新たな体験を生む。今回、いち早く体験したのが建築家の重松象平だ。国際的に活躍する建築設計事務所〈OMA〉のパートナーであり、〈OMA NY〉の代表を務める重松は《CLE クーペ》になにを見出したか。東京の街をドライブしながら、思いを語ってもらった。

建築家・重松象平が語る都市と建築と《CLE クーペ》。

重松象平と《CLE クーペ》。メルセデス・ベンツの2ドアクーペがこれまで築いてきたデザインを踏襲。ホイールベースは長く、フロントオーバーハングは短く、リアオーバーハングはフロントよりもやや長く取ったデザインは上品な印象を与える。※撮影車両はオプション装着車です。

昨秋開業した〈虎ノ門ヒルズステーションタワー〉は、重松が設計を手がけた。

クーペらしくリアにかけて流れるようなラインを描き、美しいフォルムを表現する。

「フロントのパワードームがシームレスなデザインに特徴を与えている」と重松。

11.9インチのメディアディスプレイと12.3インチのデジタルコックピットディスプレイを設置。写真のインテリアトリムはオプションのブラックオープンポアウッドで、標準仕様はブラウンウォールナットウッドとなっている。

右端から左端までボディを横断するテールランプが特徴的。

車体前部が受ける空気抵抗を抑えるために、車両前部の上部分が長く、下部分が奥まったシャークノーズを採用し、フロントグリルはワイドなAシェイプを描く。アルミホイールは標準で19インチ。

高解像度ディスプレイを操作する重松。ダッシュボードのトリム、操作スイッチパネル、ドアパネルなどにアンビエントライトが備わる。

東京の風景は常に更新を続けている。なかでも建築家、重松象平の仕事は風景にとどまらず地図をも更新するものとなった。昨秋開業した〈虎ノ門ヒルズステーションタワー〉は新橋と虎ノ門をつなぐ〈新虎通り〉の直上にあり、この新しい通りともども虎ノ門の街を一変させた。

その横には湾岸エリアの豊洲や有明へつながる環状２号線が走る。重松とともに東京の新たな大動脈を走り抜けたのが、メルセデス・ベンツの新たなアイコンとなる《CLE クーペ》だ。

ニューヨークを拠点に世界の都市を移動する重松は、生活の拠点であるニューヨークで自ら運転することはほとんどないという。しかし郊外へ足を延ばすときはドライブを楽しみ、日本を含む国内外ではドライブを楽しむ。そんな彼が今回ひさしぶりに自らのドライビングで東京を駆け巡り、「《CLE クーペ》から東京を見る体験をもっと楽しみたくなりました」と振り返る。

クーペタイプだからこそ後部にかけて美しいラインを描きながら、一体化したデザインを構成できる。

重松象平と《CLE クーペ》。《CLE クーペ》のボディサイズは全長4850mm全幅1860mm全高1420mm。

さらにクーペ特有のコンパクトな空間が「とても乗り心地良く、身体にフィットする」と重松は語る。

「車が身体の一部になったような感覚というのでしょうか。視覚的にも触覚的にも自分自身の感覚、そして身体が拡張していくような感覚を味わいました。都市の風景を眺めながら運転することでスマートフォンからも解放され、いつもとは違う思考が働きます」