
東京女子大学
Tokyo Woman's Christian University (1924-38)
by Antonin Raymond
- Text: Katsura Hiratsuka
1924年〜38年竣工。設計:アントニン・レーモンド。建築史家の藤森照信が「東京の女子大で最も美しい」と評したキャンパスの核は瓦葺きや白壁で統一されたレーモンド設計の7つの建築からなる。本館(写真)外観には彼が師事したフランク・ロイド・ライト、チャペル・講堂の色ガラスにはコンクリート建築の第一人者であるオーギュスト・ペレからの影響を感じさせ、レーモンドの多様なルーツが垣間見える。