新旧デザイナーの名作椅子が〈カール・ハンセン&サン〉から続々と。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

新旧デザイナーの名作椅子が〈カール・ハンセン&サン〉から続々と。

2017年ミラノサローネで話題を呼んだ新進デザイナーによるロッキングチェアが〈カール・ハンセン&サン〉より発売に。同時にウェグナー、ケアホルムのあの名作も復刻される。

《ロッキングネストチェア》22,7000円〜。
デンマークの家具ブランド〈カール・ハンセン&サン〉と新進デザイナー、アンカー・バックが協働した《ロッキングネストチェア》は2017年ミラノサローネで注目された椅子のひとつ。デニッシュモダンの後継者として、その才能が注目されはじめていたアンカー・バッグの起用に、無名だったウェグナーを見いだした、〈カール・ハンセン&サン〉の先見性を感じた人も多いという。
「ウェグナー同様、シェーカー家具のようなシンプルなフォルムに影響を受けてきた」とアンカー・バッグ。photo_Keiko Nakajima
伝統的なロッキングチェアを再解釈。楕円形のキャンバス地のシェルにレザークッションの座面を持ち、軽量・コンパクトでいて、折りたたみも可能である。母になったばかりの妹のために、赤ちゃんを抱いたまま、心地よく座れるように思いから発案された。
外側をキャンバス、内側にレザーを用いたコンビネーションシェルか、両側にキャンバスを用いた2種類。フレームはオーク材またはウォルナット材、スチールはブラックまたはホワイトのパウダーラッカー塗装仕上げ。
シンプルな構造ながら、異素材を組み合わせ、完璧に機能するロッキングチェアを制作するには職人の技術が不可欠。磨く、切断する、縫う、組み立てるという手間のかかる工程を経て、絶妙なバランスで完成するのだ。
ウェグナーの《CH23》。オーク材、ウォルナット材、またはそのコンビネーションから選択し、仕上げは多種から選択可能。座面のペーパーコードはナチュラルまたはブラック。85,000円〜。
またウェグナー、ケアホルムの名作椅子の復刻も。ハンス・J・ウェグナーの初期の名作《CH23》が復刻に。1950年に発表された、機能性と美しいディテールをもったダイニングチェアは、50年以上生産されていなかったものだ。
《PK1》42,000円〜。スチールのフレームに、天然素材であるフラッグハリヤードを使用。ナチュラルまたはブラックの2色展開。5脚までスタッキング可能。屋外用もあり。
1955年にポール・ケアホルムが初めてデザインしたダイニングチェアPK1も復刻。数字が示すように、最初に製品化されたケアホルムのデザインで、そのミニマルな美学が高く評価されている1脚だ。

〈カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア〉

TEL 03 5413 4321