ART
フォトグラファーユニット〈AMU〉が初個展を開催!
May 11, 2021 | Art, Culture, Fashion | casabturus.com | text_Tomomi Kato
スチール広告写真家として第一線で活躍する4人の巨匠フォトグラファーが、〈AMU〉というユニットを結成。5月25日より、初となる展覧会を開催する。
中川十内、戸田嘉昭、池田保、近藤正一。ハイブランドの時計やコスメなど、誰もが一度は目にしたことがある物撮りの巨匠(平均年齢70歳超え!)だ。この度、この4人が〈AMU〉というユニットを結成し、展覧会を開催。個性あふれる4人のアーティストがあえて1枚の写真をクリエイトするという、新感覚のスタイルに注目が集まる。
〈AMU〉とは、4人の名字の頭文字であるKNITを「編む=AMU」と和訳したもので、異なる作品やテイストを互いに組み合わせるという意味が由来だ。
ライバル同士だった4人が、誰の写真にも似ていないまったく新しい1枚の作品を作り上げる姿は、それぞれの音を持ちより自由に演奏するジャズセッションのよう。
ライバル同士だった4人が、誰の写真にも似ていないまったく新しい1枚の作品を作り上げる姿は、それぞれの音を持ちより自由に演奏するジャズセッションのよう。
どの作品も、「撮る」という主体的な行為から離れ、無意識に新しい何かを生み出し、見る人の感性に委ねるというアートプロジェクトとなっている。
さらに、作品には「誰もが気軽に写真を撮れる今の時代に、プロだからできること、写真の可能性、ものの見方、創造する楽しさを次世代に伝えたい」という彼らの思いが込められている。先が見えない時代だからこそ、アートの力が必要なのかもしれない。
展覧会のテーマは“独立した複数の色”という意味の「POLYPHONIC COLORS」。彼らが撮り下ろした約30作品の展示・販売を行う。
さらに、作品には「誰もが気軽に写真を撮れる今の時代に、プロだからできること、写真の可能性、ものの見方、創造する楽しさを次世代に伝えたい」という彼らの思いが込められている。先が見えない時代だからこそ、アートの力が必要なのかもしれない。
展覧会のテーマは“独立した複数の色”という意味の「POLYPHONIC COLORS」。彼らが撮り下ろした約30作品の展示・販売を行う。
「POLYPHONIC COLORS」
〈ギャラリー5610〉東京都港区南青山5-6-10。2021年5月25日~6月5日。11時~18時(5月28日、29日、6月4日は19時まで)。