イラストレーター師岡とおるが万年筆でマンガに挑戦! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

イラストレーター師岡とおるが万年筆でマンガに挑戦!

縦横無尽なスタイルで活躍中の師岡とおるさんが〈モンブラン〉の『星の王子さま』万年筆に初トライ! 自由演技で新作を描き下ろしてくれました。

《モンブラン マイスターシュテュック ル・プティ・プランス(星の王子さま)コレクション》の万年筆と特別色インクで描いた力作。“星”にちなんだきら星のようなキャラクターたちがひしめく!
同一人物が描いたとは到底思えないくらい、さまざまなスタイルのイラストを描きこなす師岡とおるさん。今回はサン = テグジュペリの『星の王子さま』の世界観を反映した〈モンブラン〉のコレクションから、ノーブルなダークブルーが印象的な万年筆とローラーボールを試してもらった。両方ともキャップにキツネの顔がモチーフとして大胆にあしらわれたポップなデザイン。さらに万年筆のペン先に注目すると、王子さまとキツネのお馴染みの姿があしらわれているという、遊び心満載の逸品だ。実際の描き味はどうだろう?

「ローラーボールはするすると文字を書くのにぴったり。万年筆はマンガの線の強弱をきちんと出せるなと。絵に陰影をつけるのは、やはり万年筆ですね」

ところで師岡さんは普段どんなペンを使って絵を描いているのだろうか? 実は使うペンによって仕上がりが変わってくるため、あえて定番を決めず、あれこれ試すのだそう。「少女マンガも劇画も同時進行で描いたりするので、あんまりスタイルを決めないようにしてます。あえて決めずに楽しんでいる感じはありますね」

ここぞ! というときは、万年筆でキメるんです。

ラフを元に万年筆で描いていく師岡さん。
「線の強弱をうまくつけられるのが万年筆のいいところですよね」。
万年筆(上)、ローラーボール62,000円(下)、ボールペンの3種が揃う。さらにキツネの毛皮をモチーフにした特別色・ダークオレンジのインク4,000円とオリジナルノートブック8,700円も。
ラフを元に万年筆で描いていく師岡さん。
「線の強弱をうまくつけられるのが万年筆のいいところですよね」。
万年筆(上)、ローラーボール62,000円(下)、ボールペンの3種が揃う。さらにキツネの毛皮をモチーフにした特別色・ダークオレンジのインク4,000円とオリジナルノートブック8,700円も。
 “スタイルを決めないスタイル”が、まさに師岡流。今の仕事にたどり着いた原点には、小学生の頃に読んだ『キン肉マン』で強くマンガ家に憧れる一方で、家の近くにあった、かの有名なアニメーションスタジオ「タツノコプロ」で働く大人たちを間近に見ることで“マンガ家以外の絵を描く職業”があることを子どもながらに感じ取っていたことがあるという。

「絵を描く職業に就くなら、これまた近所の武蔵野美術大学に行くのがいいだろうと(笑)。それで進学しました。今回描き下ろしたイラストにタイトルをあえてつけるなら『星のウオオオジさま』かな(笑)」と、師岡さん。どこまでもマンガ愛に満ちた、イラストレーターなのでした。

モンブラン マイスターシュテュック ル・プティ・プランス(星の王子さま)ル・グラン

サン = テグジュペリの名作『星の王子さま』の世界観を反映し、キャップにはキツネの顔とともに、作品からの一文が刻まれている。宇宙をイメージしたダークブルーのボディにクリップのイエローの星がキラリと光る万年筆。89,000円。
●問合せ/モンブラン コンタクトセンター TEL 0120 39 4810。

もろおかとおる

さまざまなタッチを自在に描きこなすイラストレーター。首都圏の鉄道各社で展開中の痴漢撲滅キャンペーンポスターなど、マンガにリスペクトを抱きながら、雑誌や書籍、広告、テレビなどで作品を発表している。