王侯貴族を魅了した〈ショーメ〉の軌跡をたどる。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

王侯貴族を魅了した〈ショーメ〉の軌跡をたどる。

ハイジュエリーブランド〈ショーメ〉の18世紀から現代までの伝統と歴史をひもとく展覧会が、6月28日より〈三菱一号館美術館〉にて開催される。

フランソワ=ルニョー・ニト《麦の穂のティアラ》1810-11年頃 ゴールド、シルバー、ダイヤモンド ショーメ・コレクション、パリ (c)Chaumet / Nils Herrmann
ジャン=バティスト・フォサン《「ロイヒテンベルク」のティアラ》1830-40年頃 ゴールド、シルバー、エメラルド、ダイヤモンド ショーメ・コレクション、パリ (c)Chaumet / Nils Herrmann
フランソワ=ルニョー・ニト《麦の穂のティアラ》1810-11年頃 ゴールド、シルバー、ダイヤモンド ショーメ・コレクション、パリ (c)Chaumet / Nils Herrmann
ジャン=バティスト・フォサン《「ロイヒテンベルク」のティアラ》1830-40年頃 ゴールド、シルバー、エメラルド、ダイヤモンド ショーメ・コレクション、パリ (c)Chaumet / Nils Herrmann
1780年にフランスのパリで誕生した〈ショーメ〉は、「自然」をテーマに、これまで数多くのジュエリーを手がけてきた、老舗ジュエラーだ。皇帝ナポレオン御用達となるなどヨーロッパの王侯貴族たちを中心に世界中で愛され、名だたる高級ブランドが並ぶパリのヴァンドーム広場で最も長い歴史を誇る。この6月には、銀座中央通りに面する銀座本店を、シグネチャーカラーであるブルーを基調に、メゾンのDNAである「自然主義」をイメージした店舗にリニューアルオープンした。

その〈ショーメ〉の18世紀から現代までの伝統と歴史を紹介する展覧会「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」展が日本で初開催される。異なるテーマに沿って会場を8つのセクションに分け、〈ショーメ〉の創業者マリ=エティエンヌ・ニトによる18世紀の宝飾品から最新のジュエリーセットまで、工芸品、絵画、デザイン画など未公開を含む約300点の作品を展示する。

ナポレオンの妹カロリーヌ・ミュラのために作られた《ナポリ王妃カロリーヌ・ミュラのバンドー・ティアラ》など、メゾンのシンボルともいえるティアラは、約20点が来日。ナポレオンが、戴冠式に出席した教皇ピウス7世に贈呈した《皇帝ナポレオン1世より贈呈された教皇ピウス7世のティアラ》は新たな修復を経て出展される。ヨーロッパの芸術作品に影響を与えたジャポニスムに着想を得て、1900年頃に制作された、「雷神、日本風ブローチ」など、〈ショーメ〉と日本との結びつきに焦点を当てた展示もぜひチェックしたい。

煌びやかな宝飾とともに、〈ショーメ〉の軌跡をたどる旅に出かけよう。
《レ モンド ドゥ ショーメ》コレクション シャン ドゥ プランタン リング
《レ モンド ドゥ ショーメ》コレクション シャン ドゥ プランタン ブローチ
《レ モンド ドゥ ショーメ》コレクション シャン ドゥ プランタン リング
《レ モンド ドゥ ショーメ》コレクション シャン ドゥ プランタン ブローチ

『ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界—1780年パリに始まるエスプリ』

〈三菱一号館美術館〉東京都千代田区丸の内2-6-2 03 5777 8600(ハローダイヤル)。6月28日~9月17日。10時〜18時(金・第2水、9月10日~13日は~21時)。月休、7月16日、7月30日、8月27日、9月10日、9月17日は開館。入館料1,700円。