DESIGN
柳本浩市展、開催中! 未整理の収集品も公開しています。
May 13, 2017 | Design | a wall newspaper | photo_Shota Kono text_Keiko Kamijo editor_Yuka Uchida
オリンピックグッズ、牛乳パック、ブルーナの本…、柳本さんの膨大なアーカイヴから何が読み解けるか。
北欧デザインブームや日用品のデザイン、エアライン等、デザイン関連のイベントや書籍、雑誌の裏には必ず柳本浩市さんの名があったと言っても過言ではない。本誌でも様々な特集でコレクションや知識を紹介してくれた。
そんな数々の伝説と膨大なコレクション、そして知識と情報を詰め込んだファイルやノートを遺して2016年3月に急逝してしまった柳本さんの展覧会が自由が丘の〈six factory〉で行われている。
そんな数々の伝説と膨大なコレクション、そして知識と情報を詰め込んだファイルやノートを遺して2016年3月に急逝してしまった柳本さんの展覧会が自由が丘の〈six factory〉で行われている。
この展覧会では、彼の「アーキヴィスト」としての側面に光を当てている。アーキヴィスト(Archivist)という言葉は、普通に訳すと行政資料や古文書を扱う公文書館員を指すが、本展では広義に「ものを収集し、整理し、その価値を見きわめてアーカイヴをつくり、未来へ発展させていく人」と捉え、柳本さんのライフワークだった情報の収集、分別、伝える活動に光を当てる。
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