DESIGN
深澤直人ディレクション「雑貨展」が〈21_21 DESIGN SIGHT〉で開催決定!
December 27, 2015 | Design | casabrutus.com | text_Mariko Uramoto editor_Akio Mitomi
「雑貨」をめぐる環境や感性を俯瞰し、デザインの魅力に目を向けた展覧会が開催される。ディレクターをつとめるのはプロダクトデザイナーの深澤直人。参加作家に〈D&DEPARTMENT〉や〈松野屋〉、出展者に平林奈緒美、岡尾美代子、小林和人など豪華な顔ぶれがそろう。
いま、私たちの暮らしの至るところに存在する「雑貨」。元は、やかんやほうきなど荒物=生活に必要な道具を指して使われていた言葉だが、あらゆるものが自由に入手可能になった現代では、グラスやナイフ、時に食品や化粧品、なかには用途がわからないアイテムまで、従来の「雑貨」のカテゴリーを超えたあらゆるモノが街中にあふれている。
雑貨の楽しみ方は幅広い。探す、選ぶ、買う、使う、飾る、取り合わせるといった行為や経験を通じ、生活に彩りと楽しみを与えている。この雑貨が、私たちの暮らしにどう深く関わっているかを改めて考察するのが「雑貨展」。歴史や異文化、アートなどあらゆるテーマから雑貨の魅力を読み解き、その世界を体感することができる。
雑貨の楽しみ方は幅広い。探す、選ぶ、買う、使う、飾る、取り合わせるといった行為や経験を通じ、生活に彩りと楽しみを与えている。この雑貨が、私たちの暮らしにどう深く関わっているかを改めて考察するのが「雑貨展」。歴史や異文化、アートなどあらゆるテーマから雑貨の魅力を読み解き、その世界を体感することができる。
展覧会には荒物問屋・松野屋と寺山紀彦 (studio note)による荒物行商インスタレーションや、アーティスト青田真也やフィリップ・ワイズベッカーによる雑貨を感じるアート作品が登場するほか、さまざまな分野のプロフェッショナルが、彼らの世界観を感じさせる雑貨を展示するスペースも登場する。こちらには、スタイリストの岡尾美代子、〈Roundabout〉、〈OUTBOUND〉の小林和人、アートディレクターの平林奈緒美、『PAPERSKY』編集長・ルーカス B.B.など多彩な顔ぶれが揃い、雑貨を通してその人の生活のセンスを垣間見ることができる。
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