DESIGN
〈ラドー〉が、クリエイターとのコラボウォッチを続々発表。
October 20, 2017 | Design, Fashion | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai
ラドーの人気モデル《トゥルー》が、注目のデザイナーによりさらに革新。代表的な限定モデルを紹介しよう。
1917年の創業以来、時代ごとに革新的な技術とアイコニックなデザインを取り入れながら、堅牢性の高い腕時計を作り続ける〈ラドー〉。同社の人気モデル《トゥルー》を、国際的に活躍する有名クリエイターたちが独自にアレンジを加えた限定モデルが生まれた。
果敢にテクノロジーとファッションを融合させるアンリアレイジの森永邦彦が手がけたのは、時間によって文字盤の色が変化する〈トゥルー シャドー〉。日中は黒い文字盤が日没とともに次第に薄らいでいき、夜になると完全に透明になって内部のムーブメントが丸見えになるという大胆な仕掛けを用意した。
果敢にテクノロジーとファッションを融合させるアンリアレイジの森永邦彦が手がけたのは、時間によって文字盤の色が変化する〈トゥルー シャドー〉。日中は黒い文字盤が日没とともに次第に薄らいでいき、夜になると完全に透明になって内部のムーブメントが丸見えになるという大胆な仕掛けを用意した。
スイスのデザインスタジオビッグゲームによる《トゥルー フォスフォ》。真鍮製の文字盤を鈍い光を放つマットブラックにして、細かなグリッドを開けた。メッシュ状になった文字盤に描いたグラフィカルなインデックスもユニークだ。
風船のように金属を膨らませた椅子《プロップ》でも知られる、ポーランドの建築家、オスカー・ジータは、ステンレススチール製の文字盤の表面に緩やかな凹みを設け、美しく、軽やかな《トゥルー フェイス》を発表。マテリアルの質感や色合いにもこだわりを見せた。
そして、ミニマル&クールなデザインの《トゥルー サイクロ》は、フランスのフィリップ・ニグロによるもの。針やロゴ、インデックスをすべて同じトーンのグレーを施しつつ、文字盤とのわずかなグラデーションで印象深い雰囲気に仕上げている。
