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【大阪・関西万博 速報!】セリーヌのトリオンフと日本の蒔絵が紡ぐ美の物語をフランス館にて5月11日まで。

『カーサ ブルータス』2025年6月号より

| Fashion, Art, Design | PR | photo_Satoshi Nagare   text_Mari Matsubara

大阪・関西万博の〈フランス館〉で5月11日まで開催されるエキシビション『CELINE MAKI-E』。日本の伝統工芸と〈セリーヌ〉のサヴォワフェール(匠の技)が共鳴しました。

次世代へつなぐ伝統と匠の技と美意識。

《トリオンフ 漆》by 彦十蒔絵 木彫漆塗り高蒔絵金箔仕上げ 松竹梅モチーフ。若宮隆志[1964-2025]が創設した漆芸のアーティスト集団「彦十蒔絵」が手がけたアートピース。天然木でかたどった立体の「トリオンフ」を漆で塗り、松竹梅模様をレリーフ状に盛り上げ金箔や金粉で仕上げる。
《トリオンフ 漆》by 彦十蒔絵 木彫漆塗り高蒔絵金箔仕上げ 松竹梅モチーフ。若宮隆志[1964-2025]が創設した漆芸のアーティスト集団「彦十蒔絵」が手がけたアートピース。天然木でかたどった立体の「トリオンフ」を漆で塗り、松竹梅模様をレリーフ状に盛り上げ金箔や金粉で仕上げる。
障子紙を用いた発光するグリッド状の空間に漆と蒔絵がほどこされた「トリオンフ」のアートピースと限定品のバッグが対峙する。
障子紙を用いた発光するグリッド状の空間に漆と蒔絵がほどこされた「トリオンフ」のアートピースと限定品のバッグが対峙する。
《トリオンフ 漆》本朱 by 彦十蒔絵。
《トリオンフ 漆》本朱 by 彦十蒔絵。
《トリオンフ 漆》黒 by 彦十蒔絵。
《トリオンフ 漆》黒 by 彦十蒔絵。
《トリオンフ 漆》by 彦十蒔絵 木彫漆塗り高蒔絵金箔仕上げ 松竹梅モチーフ。若宮隆志[1964-2025]が創設した漆芸のアーティスト集団「彦十蒔絵」が手がけたアートピース。天然木でかたどった立体の「トリオンフ」を漆で塗り、松竹梅模様をレリーフ状に盛り上げ金箔や金粉で仕上げる。
障子紙を用いた発光するグリッド状の空間に漆と蒔絵がほどこされた「トリオンフ」のアートピースと限定品のバッグが対峙する。
《トリオンフ 漆》本朱 by 彦十蒔絵。
《トリオンフ 漆》黒 by 彦十蒔絵。
創業80年、そして日本に第1号店が誕生してから55年目を迎える〈セリーヌ〉。その記念すべき年に大阪・関西万博フランス館で開幕から約1ヶ月間、特別展示『CELINE MAKI-E』が催される。欧米で「ジャパン」と言えばすなわち漆を意味するほど、日本文化を代表する伝統工芸の漆芸が、〈セリーヌ〉のエンブレムである「トリオンフ」と融合したのだ。
来場者を迎えるエントランス。障子紙を貼りライティングしたグリッド状のファサードから展示室へ。展示室内の床には溶岩系の黒い石。白黒のシャープな対比が金・黒・本朱の展示物を引き立てる。
来場者を迎えるエントランス。障子紙を貼りライティングしたグリッド状のファサードから展示室へ。展示室内の床には溶岩系の黒い石。白黒のシャープな対比が金・黒・本朱の展示物を引き立てる。
1971年にパリ・凱旋門を取り囲むチェーンから着想され、ブランドの装飾的なモノグラムとなった「トリオンフ」。この形を、輪島を拠点とする漆芸アーティスト集団〈彦十蒔絵〉が特別なアートピースに仕立てた。天然木を削り出して制作された立体の「トリオンフ」に金・黒・本朱の漆が塗られ、高蒔絵や平蒔絵の技法で松竹梅の模様がほどこされている。漆の黒色は日本の漆器が16世紀に輸出された頃にヨーロッパ貴族を魅了した雅と形式を意味する色であり、神社や盃を彩る本朱は復活と再生を象徴する。また金色は太陽を表し、松竹梅は吉祥文様であることから、〈セリーヌ〉と日本の長年にわたる交流を寿ぐのにふさわしいものと考えられた。
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