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〈ヴァシュロン・コンスタンタン〉が贈る”時の旅”。周年を祝うインスタレーションが東京に上陸。

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世界最古の時計メゾンのひとつ、〈ヴァシュロン・コンスタンタン〉が、メゾン創業270年を祝う体験型の展覧会『The Quest(探求): 270年にわたる卓越性への追求』を、東京・神宮前で開催中。

創業200周年時に発表された最薄の手巻きキャリバー1003と1960年に発表されたキャリバー1003が搭載された腕時計。
創業200周年時に発表された最薄の手巻きキャリバー1003と1960年に発表されたキャリバー1003が搭載された腕時計。
スイス・ジュネーブで1755年に創業して以来、今日まで一度も途切れることなく時計製造を行ってきた〈ヴァシュロン・コンスタンタン〉。その軌跡は、高級時計製造における芸術と革新の歴史そのものだ。世界巡回展としてスタートしたこの展示が、いよいよ東京に到着。過去・現在・未来を結ぶ、時を超えたクラフツマンシップの旅が始まる。

展覧会は複数のテーマに分かれており、工芸、革新、哲学など、メゾンの本質に迫る体験ができる。歴史的タイムピース、ムーブメント、製造ツールが並ぶ。なかでも注目は今日、メゾンを象徴しロゴにもなっているマルタ十字の部品や超薄型のキャリバー1003を搭載している1955年に発表したタイムピースだ。また、2024年に発表された世界初の中国暦パーペチュアルカレンダーを搭載した「レ・キャビノティエ・ザ・バークレー・グランドコンプリケーション」の展示室。2,877もの部品からなる驚異の構造美や63もの複雑機能が記載された展示が、来場者の想像力をかきたてる。メゾンが製作した最も複雑なムーブメントを、特別なディスプレイで見ることが可能。裸眼では見ることのできない部分まで楽しめる貴重な展示は必見だ。
「遺産と伝統」をテーマにした展示室。過去の貴重な時計や、メゾン創業時の契約書の写しなどを見ることができる。
「遺産と伝統」をテーマにした展示室。過去の貴重な時計や、メゾン創業時の契約書の写しなどを見ることができる。
職人たちが実際に工房で使用している道具などの展示も。筆の細さなどを目の当たりにし、改めて技術の極みを感じることができる。写真はエナメルリング。
職人たちが実際に工房で使用している道具などの展示も。筆の細さなどを目の当たりにし、改めて技術の極みを感じることができる。写真はエナメルリング。
「遺産と伝統」をテーマにした展示室。過去の貴重な時計や、メゾン創業時の契約書の写しなどを見ることができる。
職人たちが実際に工房で使用している道具などの展示も。筆の細さなどを目の当たりにし、改めて技術の極みを感じることができる。写真はエナメルリング。
また、古くから伝わる職人による伝統技術の展示も見逃せない。エナメル、彫金、ギヨシェ装飾など、時計製造における“手仕事の粋”が、時間を超えた詩情を空間に宿す。

最終展示室では、何世紀にもわたる天文学と時計製造の繋がりをテーマにした幻想的な空間演出が登場。メゾンの今年のテーマである「The Quest(探求)」をより近くに感じることができるはずだ。壮大な天の川の下、来場者自身の“探求”を見つめ直す静謐な時間が流れる。
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