FOOD
【365日豆皿つまみ】“きぬかつぎ”|11月 按田優子の素材再生つまみ
November 8, 2022 | Food | 365 MAMEZARA TSUMAMI | photo_Kiyoko Eto food&styling_Yuko Anda text_Housekeeper
11月の担当は、料理家であり、人気水餃子店〈按田餃子〉店主の按田優子さん。発酵食や保存食などなるべく食品ロスのない生活を心がけている按田さんが、「捨てる前に、もう一度なにかに使いたい」と、家にある食材や出汁がらなど思いがけない素材で作る「始末のいい」レシピ。豆皿のストーリーとともにお楽しみください。【11月8日】
●きぬかつぎ
きぬかつぎとは、里芋の小芋を皮のまま蒸し、その皮をむきながら食べる酒の肴。でも、実は今回の主役はその上に乗っている海苔の方。湿気った海苔を再生させて、塩気の効いたディップにします。サンドイッチに塗ったりポタージュのソースにしてもおいしいです。
レシピ(作りやすい分量)
里芋 適宜
海苔 全型1枚
水 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
ケッパーの塩漬け 小さじ1、なければ塩1/4
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今月の料理人:按田優子
あんだ ゆうこ 料理家。代々木上原、二子玉川にある〈按田餃子〉店主。製菓製パンの会社に就職し、工房長、カフェ店長などを経て2011年独立。保存食の知識を生かして、食品加工専門家として国際協力事業にも参加。世界中を旅した経験を生かした料理が人気。近著に『食べつなぐレシピ』(家の光協会)など。Youtubeで「按田餃子ANDAGYOZAチャンネル」もスタート。
