
ポタラ宮
Po ta la Palace(17世紀)
- Photo: AFLO
- Text: Naoko Aono
- Editor: Ai Sakamoto
標高3,700mの高さにあるチベットの宗教や政治の中心地。7世紀にチベットを統一したソンツェン・ガンポが築いた宮殿の遺跡を1642年に即位したダライ・ラマ5世が拡充した。壁の白い〈白宮〉は主にダライ・ラマの居室と執務に使われ、赤い壁の〈紅宮〉は宗教的な象徴となっている。〈紅宮〉には、金箔や宝石で飾られたダライ・ラマ5世の霊塔や当時の風俗を描いた壁画なども。1994年、ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群として世界遺産に登録。