古今東西 かしゆか商店【 庖丁 】
『カーサ ブルータス』2018年12月号より
| Design, Travel | KASHIYUKA’s Shop of Japanese Arts and Crafts | editor_Masae Wako hair & make-up_Masako Osuga translation_Mika Yoshida & David G. Imber
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江戸時代から鍛冶の町として栄えてきた新潟県三条市で、昭和23年に創業した庖丁メーカー〈タダフサ〉。工場併設のショップで牛刀を見つけ、「シュッとした姿の中に男前な素材の力強さを感じます」と話すかしゆか店主。

Purchase No. 9【 庖丁 】鍛冶職人の伝統を伝える切れ味鋭い鋼の庖丁。

一丁一丁すべて手づくり。

刃先は何段階にも分けて研ぐ。

研磨担当はオーストラリアの職人。「若い人や”溶接女子”もいて活気が感じられます」とかしゆか店主。

熱した鋼材を叩く”鍛造”の技。

刃を熱して木柄に差し込む”柄入れ”をする会長の曽根忠一郎さん。沸き立つ煙にびっくり。

刃に文字を刻む”作切り”