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《ヴィーナスの誕生》のモデル、シモネッタに会いに東京・大手町の〈丸紅ギャラリー〉へ。
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2021年11月に丸紅東京本社ビル内にオープンした新たなアートスポット〈丸紅ギャラリー〉にて、12月1日より開館記念第3回展『ボッティチェリ特別展《美しきシモネッタ》』がはじまります。日本で唯一のボッティチェリによる“テンペラ画”が見られる貴重な機会です。
“テンペラ画”の“テンペラ”とは、イタリア語の「tempera」が語源で「混ぜ合わせる」という意味。粉末状の顔料を、布や紙などに固定させる役目の油などを適度に混ぜ合わせて描いたものが“テンペラ画”で、油彩画の技術が発展する前、およそ15世紀半ばくらいまではよく使われていた。中でもイタリア・フィレンツェ出身のサンドロ・ボッティチェリは、テンペラ画の代表的な作家として知られている。
今回公開されるボッティチェッリによる《美しきシモネッタ》は、イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、そしてイギリス……とのべ5か国を経由して、はるばる日本に渡ってきた作品だ。1969年に総合商社・丸紅がイギリスから輸入して以来、同社のコレクションとして大切に所蔵されてきた。
《美しきシモネッタ》のモデルは、シモネッタ・ヴェスプッチ。フィレンツェ随一の美女と讃えられ、かの有名な《ヴィーナスの誕生》、そして《プリマヴェーラ(春)》などボッティチェリの他の作品でもモデルになった女性だ。
会期中の2023年1月28日にはシモネッタの生誕570周年を迎える。本展の展示作品は《美しきシモネッタ》の1点のみだが、シモネッタの生い立ちや《美しきシモネッタ》の来歴、他のシモネッタの肖像画との比較による新たな推論など、さまざまな角度から作品の知られざる魅力を浮き彫りにしていく。
絶世の美女・シモネッタに会いに、ぜひ足を運んでみてはいかが?
今回公開されるボッティチェッリによる《美しきシモネッタ》は、イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、そしてイギリス……とのべ5か国を経由して、はるばる日本に渡ってきた作品だ。1969年に総合商社・丸紅がイギリスから輸入して以来、同社のコレクションとして大切に所蔵されてきた。
《美しきシモネッタ》のモデルは、シモネッタ・ヴェスプッチ。フィレンツェ随一の美女と讃えられ、かの有名な《ヴィーナスの誕生》、そして《プリマヴェーラ(春)》などボッティチェリの他の作品でもモデルになった女性だ。
会期中の2023年1月28日にはシモネッタの生誕570周年を迎える。本展の展示作品は《美しきシモネッタ》の1点のみだが、シモネッタの生い立ちや《美しきシモネッタ》の来歴、他のシモネッタの肖像画との比較による新たな推論など、さまざまな角度から作品の知られざる魅力を浮き彫りにしていく。
絶世の美女・シモネッタに会いに、ぜひ足を運んでみてはいかが?
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