水平・垂直の線に隠されたモンドリアンの哲学|青野尚子の今週末見るべきアート
| Art | casabrutus.com | photo_Shin-ichi Yokoyama text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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壁面はモンドリアン「コンポジション」シリーズ、手前はヘリット・トーマス・リートフェルト《アームチェア》。豊田市美術館蔵。

モンドリアン《農家》(1895年)。初期作品だが、当時からリズムある画面構成がされているのがわかる。デン・ハーグ美術館蔵。

モンドリアン《砂丘I》(1909年)。補色関係にある黄色と薄い紫の線で砂丘が表現されている。デン・ハーグ美術館蔵。

モンドリアン《砂丘III》(1909年)。印象派を思わせる点描技法が使われているが、印象派の点描とは違い、小さな色面を敷き詰めたように見える。デン・ハーグ美術館蔵。

モンドリアン《砂丘》(1909年)。地である厚紙の茶色を活かして砂丘を表現している。石橋財団アーティゾン美術館蔵。

モンドリアン《ドンブルグの教会塔》(1911年)。同じ教会を点描で描いた別の作品も展示されている。デン・ハーグ美術館蔵。

モンドリアン《コンポジション 木々 2》(1912~13年)。パリで触れたキュビスムの影響が大きい1枚。木の幹や枝がキュビスムの形式で描かれる。デン・ハーグ美術館蔵。
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