【平手友梨奈・本誌未発表カット公開!】この秋も楽しめる越後妻有の新作。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

【平手友梨奈・本誌未発表カット公開!】この秋も楽しめる越後妻有の新作。

『今年の越後妻有』は2021年10月31日まで開催中。そこで、この秋も楽しめる新作を平手友梨奈さんの本誌未公開カットとともに紹介します。

〈Tunnel of Light〉

第3展望台の《しずく》。湾曲した壁に配置した凸面鏡は、さながら水の分子のように超現実的に見える泡のよう。
第2見晴所の《Flow》。鏡面で仕上げられたトイレ《見えない泡》が壁面のストライプを反射することで、より空間の中に溶け込んでいく。
清津峡渓谷トンネルをマ・ヤンソン/MAD アーキテクツが巨大なアート施設に変貌させて2018年に公開された〈Tunnel of Light〉。全長750mのトンネルを潜水艦に見立て、外を望む潜望鏡として途中の見晴らし所と、終点のパノラマステーションで作品を展開する、越後妻有を代表する名所。2021年には第2見晴所の壁面と床面を黒と白のストライプのパターンで覆った《Flow》が新設。
〈Tunnel of Light〉 清津峡渓谷トンネル(新潟県十日町市小出癸2126)。8時30分〜17時(最終入館16時30分)。通年公開。一般800円。

〈越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)〉

シンプルな正方形の建物の中に入ると中心に配置した「池」の景色が一気に広がる。空と水を取り込んだ美しい建築である。
中心の「池」に水面に映り込む空と建物を描いたレアンドロ・エルリッヒの《Palimpsest: 空の池》は、2018年に設置された作品。
越後妻有の2大拠点施設のひとつ〈越後妻有里山現代美術館[キナーレ]〉は原広司+アトリエ・ファイ建築研究所の設計により2012年にオープン。2021年は〈越後妻有里山現代美術館 MonET〉と改称して常設作品を入れ替え、リニューアルオープンを果たす。名和晃平、中谷ミチコ、目[mé]、森山大道、イリヤ&エミリア・カバコフなど錚々たる現代美術作家の新作が登場。
〈越後妻有里山現代美術館 MonET〉 新潟県十日町市本町6-1。10時〜17時(最終入館16時30分)。水曜休(祝日の場合は翌日休館、企画展により変更有り)。一般800円(企画展により異なる)。

〈鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館〉

空間絵本「学校はカラッポにならない」は廃校になった翌日に最後の生徒3人が学校へ行くことから始まるという、ちょっぴり切なくもある物語の設定。
階段の踊り場にいるのはオバケ「トペラトト」。お腹にたまっていた生徒たちの思い出が口から飛び出している。
校舎の外にはヤギの親子が暮らしている。母ヤギのしずかは田島征三が約40年前に飼っていたヤギと同じ名前で、絵本にも度々登場する。
先行展示中の鉄作品、左上は《田に咲く花》、右は《冬の話をする木》。高さはともに3mもある。左下は『とわちゃんとシナイモツゴのトトくん』の原画。
十日町市の鉢集落にある旧真田小学校を舞台にした絵本作家・田島征三による空間絵本美術館。『今年の越後妻有』では展覧会「少年からみた魚と、魚からみた少女」夏秋版を開催。7月に出版された『とわちゃんとシナイモツゴのトトくん』の原画や、次の『大地の芸術祭』で屋外のビオトープに設置される大型の鉄作品4点のうち、塗装前の2点を先行して公開する。
〈鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館〉 新潟県十日町市真田甲2310-1。10時〜17時(10月・11月は〜16時。最終入館は閉館時間の30分前)。水・木曜休(祝日の場合は翌日休館。5月、8月、9月は変更有り)。2021年の開館期間は11月23日まで。一般800円。
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