ポップカルチャーの旗手、KAWSの日本初大型展覧会が決定! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ポップカルチャーの旗手、KAWSの日本初大型展覧会が決定!

両目が×印になったキャラクターで知られるアーティストKAWSが、日本では初めてとなる大型展覧会『KAWS TOKYO FIRST』を2021年7月16日から〈森アーツセンターギャラリー〉で開催することが決定しました。

KAWSの代表作の一つでもある、両目に×印を施したキャラクター《BFF》。KAWS SEEING, 2018 © KAWS, photograph by Jonty Wilde
《COMPANION》はKAWSの代名詞とも言える作品。さまざまなモチーフに、この特徴的な×印を取り込むことで一つのアート、一つの広告に。KAWS ACCOMPLICE , 2010 © KAWS, photograph by Jonty Wilde
ニューヨーク・ブルックリンを拠点に、世界各地で活動を続けているKAWSだが、実は日本とも非常に縁が深い人物。ストリートでグラフィティを書いていた若かりし頃から何度も訪日し、東京のサブカルチャーに触れてきた。また、彼の代表作となる《COMPANION》のフィギュアは日本の玩具メーカーから発売されており、過去には〈COMME des GARÇONS〉やユニクロのTシャツブランド〈UT〉などとのコラボレーションも話題になった。さまざまな作品が生まれてきたブルックリンのアトリエは、日本を代表するインテリアデザイナー・片山正通が設計を手掛けたものでもあるのだ。

これだけゆかりがあるにも関わらず、意外にも日本での大型展覧会はこれまで開催されていない。2021年夏に森アーツセンターギャラリーで予定されている、『KAWS TOKYO FIRST』がKAWSにとって国内初の大型展覧会となるのだ。そして、この展覧会名、2001年に彼が渋谷パルコで日本初となる個展を開いた際と同タイトルであり、「原点回帰」の想いも込められている。
色彩豊かでポップな作風もKAWSの魅力。KAWS ISOLATION TOWER(MBF), 2015 © KAWS, photograph by Farzad Owrang
1974年、アメリカ・ニュージャージー出身。90年代初頭にグラフィティアーティストとして頭角を現し、×印の目のキャラクターを使った作品で注目を浴びる。《Dior》《Supreme》《NIKE》など数多くのコラボレーションも手掛ける。KAWS © Nils Mueller for Wertical
彼の原点とも言えるグラフィティに絵画、グラフィックデザイン、産業デザイン、さらには有名ブランドデザイナーとのプロダクトコラボ―ションなどで、アートジャンルの垣根を越えて活躍の場を広げる一方、近年はファインアート界でも地位を確立しているKAWS。

今回の展示はコマーシャルアートとファインアート双方の領域を網羅する、KAWSならではの視覚的アプローチに迫るものになる。会場には約70 点の絵画や彫像、プロダクトが展示され、それらを通してユニークな芸術制作の軌跡や美術史的意義をたどっていく。さらには、KAWSが保有するプライベートコレクションの中から、自身が影響を受けたアーティストの作品も展示予定。日本での初個展から20年を経た今、あらためて彼の軌跡と進化を目の当たりにする展覧会になりそうだ。

『KAWS TOKYO FIRST』

〈森アーツセンターギャラリー〉
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階。2021年7月16日~10月11日。※開館時間等は決定次第、公式サイトにて発表予定。

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