メディアアートの祭典『未来の学校祭』で見るべき“5”の展示。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

メディアアートの祭典『未来の学校祭』で見るべき“5”の展示。

昨年、〈東京ミッドタウン〉を舞台に多くの人で賑わった『未来の学校祭』が今年も開催される。期間は2月20日から24日まで。〈東京ミッドタウン〉各所に点在する最先端メディアアート作品の中からCasa BRUTUSが選んだ注目作を紹介します。

LIMINAL / Louis-Philippe Rondeau
「アルスエレクトロニカ」はオーストリアのリンツ市を拠点に、40年に渡り「先端テクノロジーがもたらす新しい創造性と社会の未来像」を提案し続けている世界的なクリエイティブ機関。毎年メディアアートに関するイベント『アルスエレクトロニカ・フェスティバル』を開催している。 photo_Nicolas Ferrando, Lois Lammerhuber
LIMINAL / Louis-Philippe Rondeau
「アルスエレクトロニカ」はオーストリアのリンツ市を拠点に、40年に渡り「先端テクノロジーがもたらす新しい創造性と社会の未来像」を提案し続けている世界的なクリエイティブ機関。毎年メディアアートに関するイベント『アルスエレクトロニカ・フェスティバル』を開催している。 photo_Nicolas Ferrando, Lois Lammerhuber
敷地内に20ものパブリックアートを設置し、毎年秋には『Tokyo Midtown DESIGN TOUCH』を開催するなど、アートとデザインの触れ合いを提供している〈東京ミッドタウン〉。昨年初開催となった『未来の学校祭』は、世界最大級のメディアアートの祭典を実施する「アルスエレクトロニカ」とタッグを組んだ新たなアートフェスティバルだ。作品を通じて、テクノロジーと人間の未来を模索することを目的としており、一本の足でバランスをとるソファ《Balance From Within》や、まるで生き物のように不規則に動く巨大なゴムチューブの《πTon(ピトン)》などユニークな作品を登場させ、多くの注目を集めた。

昨年の開催レポートはこちら:刺激的なメディアアートが〈東京ミッドタウン〉に集結!

2回目となる今回は「脱皮」をテーマに、自分自身からの脱皮、新たな社会システムからの脱皮など、さまざまな脱皮を促す作品が現れる。誰もが手に触れ、体験できる場を用意するのがこの祭典の特徴のひとつ。最先端のメディアアート作品を実際に体験し、既成概念を打ち破られるような感覚をぜひ味わってほしい。

1.《LIMINAL》|過去の自分からの脱皮

photo_Jürgen Grünwald
LIMINAL / Louis-Philippe Rondeau
Louis-Philippe Rondeau(ルイ=フィリップ・ロンドー)
photo_Jürgen Grünwald
LIMINAL / Louis-Philippe Rondeau
Louis-Philippe Rondeau(ルイ=フィリップ・ロンドー)
ルイ=フィリップ・ロンドーによる、「スリットスキャン」と呼ばれる特殊な撮影技法を使ったインスタレーション。光るアーチの下をくぐったり、戻ったりといった動きを繰り返すと、隣接する壁に動きに合わせた歪んだ姿が投影される。過去と現在の境界を具体化するインタラクティブな作品だ。

2.《I Wear the Dog’s Hair,and the Dog Wears My Hair》|自分と犬との交換による脱皮

photo_Satoshi Nagano
AKI INOMATA(アキ・イノマタ) photo_Hiroshi Wada
photo_Satoshi Nagano
AKI INOMATA(アキ・イノマタ) photo_Hiroshi Wada
生き物とともに作品を作り上げるアーティスト、AKI INOMATA(アキ・イノマタ)。昨年は〈十和田市現代美術館〉で国内初の大規模個展が開催され、話題を呼んだ。今回登場する作品は、数年にわたって集めた犬の毛と自身の髪を使って、それぞれ犬用、人間用のコートを作り、お互いが身にまとうというもの。ペットと飼い主の関係性を問う。


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