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【365日豆皿つまみ】鶏のみぞれ クローブ煮|12月 冷水希三子の冬野菜&スパイスつまみ
| Food | 365 MAMEZARA TSUMAMI | photo_Kiyoko Eto text_Housekeeper food & styling_Kimiko Hiyamizu
12月のご担当、料理家の冷水希三子さんが作ってくれたのは、冬に甘みが増す旬の野菜と、寒い時期に体を温めてくれるスパイスを組み合わせたおつまみ。スパイスの香りがアクセントになり、おつまみががらりと新鮮で特別な味わいに。「スパイスは、食材の味を引き立たせてくれるもの。奥に香りの層を感じさせるくらいほのかに香るのがいい」という冷水さん。意外性のあるスパイス使いは別のお料理にも応用できるので、ぜひ挑戦してみてください。【12月4日】
●鶏のみぞれ クローブ煮
クローブは「丁子」とも呼ばれ、甘く刺激的で、薬膳のような風味があるスパイスです。香りが濃厚なので、今回のようにほんのり効かせたい場合は1粒だけでも十分。鶏と大根のお出汁を楽しむ料理ですが、クローブの香りが味の輪郭を引き締めてくれます。
レシピ(作りやすい分量)
鶏もも肉 100g
油 小さじ2
クローブ 1個
酒 大さじ2
にんにく 1/2片
大根おろし 80g
水 80ml
塩 適量
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今月の料理人:冷水希三子
ひやみず きみこ 雑誌、書籍、広告などで料理制作、レシピ提案を行うほか、ホテルやカフェなどのメニューディレクション、フードコーディネートも。著書に『さっと煮サラダ』(グラフィック社)など。「Casa BRUTUS.com」で「冷水希三子の郷土料理研究レシピ」を連載中。
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