初公開! Apple Music、カバーアートの秘密にせまる。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

初公開! Apple Music、カバーアートの秘密にせまる。

ストリーミングで音楽を聴くのが日常になった今、私たちは新旧のありとあらゆる楽曲を素早くランダムに聴くことができるようになりました。そんなリスナー天国とも言える時代の中で、脚光を浴びているのが独自のプレイリストと、そのカバーアートです。今回はApple Musicがこれまで一度も明かしてこなかったアートワークの秘密についてご紹介します。

人気プレイリスト「カラオケヒッツ」のカバーアートを手がけたのは、ファンタジスタ歌麿呂。
ストリーミングサービスの普及により、独自の切り口で編集されたプレイリストを入口として、新たなジャンルに漕ぎ出すリスナーがどんどん増えているという。実はそんな時に重要な鍵を握るのが、選曲とカバーアートかもしれない。

Apple Musicでは各国独自で様々なプレイリストをつくっているが、日本の音楽への注目度はきわめて高く、そのため日本のApple Musicスタッフはかなりの労力をかけて選曲し、カバーアートについても人気のクリエイターに制作を依頼している。今回は中でも人気のプレイリストを手がけるファンタジスタ歌麿呂と秋赤音(あきあかね)ふたりのクリエイターと、そのカバーアートを紹介したい。
●ファンタジスタ歌麿呂
「歌う楽しさの集合がひとつの像になる、そんな世界観を目指して」


ファンタジスタ歌麿呂によるポップでビビッドな世界観は、一度見たら脳裏に焼き付く強さを放っている。彼のファンなら、きっとこのカバーアートは彼が手がけたものだと確信していたはず。“ストリーミングサービスのアートワーク”というこれまでになかったジャンルのクリエイティブを、彼はどのように考えているのだろう。

Q:プレイリスト「カラオケヒッツ」のカバーアートについて、どのようなイメージで取り組まれたのでしょうか?

A:世界に誇る日本の素晴らしい文化の「カラオケ」をアートワークにするにあたり、「歌う」というキーワードの中にありとあらゆる音楽をカラフルさに落とし込み、楽しさが飛び交うようなイメージで制作しました。歌う楽しさの集合がひとつの像になる、そんな世界観を目指しました。

Q:カバーアートは、ストリーミング時代におけるCDジャケットのような位置づけとして捉えていますが、ご本人としてはどのように捉えていますか?

A:紙の印刷と違い、色の発色や表現が自由なので、それらの制限を開放して自由を感じさせるアートワークを作り上げることができるので、同じ絵でも、全く別の解釈のものづくりだと感じています。

Q:今後、もし描くとしたら、どんなプレイリストのカバーアートを描いてみたいですか?

A:個人的には和洋問わず80’sシティポップ的サウンドが大好物なので、そのようなプレイリストのアートワークをデザインできたら嬉しいです。かつてあった“ジャケ買い”のような、プレイリストのカバーアートを見て、「お!これ聴いてみよう」みたいな感覚になれるようなアートワークを手がけてみたいです。


ファンタジスタ歌麿呂

1979年生まれ。アーティスト、イラストレーター、グラフィックデザイナー、アニメーションディレクターとして、国内外の多岐にわたる分野で活動中。ファインアート、映画、映像作品など、その活動範囲は広がっている。

AIがあなたにおすすめ

※過去の記事も表示されます