東京都現代美術館で〈ミナ ペルホネン〉の展覧会『つづく』が開催中! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

東京都現代美術館で〈ミナ ペルホネン〉の展覧会『つづく』が開催中!

ますます多岐にわたる〈ミナ ペルホネン〉と皆川 明のクリエイション。11月から始まった『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』展では、洋服はじめ幅広い展示作品を通して、彼らの活動に一貫した思いを伝える。さらにその思いは、未来を作っていく。

展示はミナのテキスタイルを用いたクッションの壁から始まる。無事オープンしてうれしそうな皆川。
「森」の部屋では、ミナのアーカイブがランダムに並ぶ。
テキスタイルの原画や図案に圧倒される展示室「芽」。〈ミナ ペルホネン〉では今までに3000種類もの生地を作ってきた。
2019年発表のテキスタイル《salo》とその図案。針葉樹のシルエットがリピートする。
2003年春夏発表のテキスタイル《triathlon》のための原画は切り絵でできている。
展示室「根」では、新聞の連載小説などのため皆川が描いた挿絵の原画を展示。
幾何学的なフォルムを並べて鳥の姿を表現した皆川による絵画《northern bird》。
展示はミナのテキスタイルを用いたクッションの壁から始まる。無事オープンしてうれしそうな皆川。
「森」の部屋では、ミナのアーカイブがランダムに並ぶ。
テキスタイルの原画や図案に圧倒される展示室「芽」。〈ミナ ペルホネン〉では今までに3000種類もの生地を作ってきた。
2019年発表のテキスタイル《salo》とその図案。針葉樹のシルエットがリピートする。
2003年春夏発表のテキスタイル《triathlon》のための原画は切り絵でできている。
展示室「根」では、新聞の連載小説などのため皆川が描いた挿絵の原画を展示。
幾何学的なフォルムを並べて鳥の姿を表現した皆川による絵画《northern bird》。
2019年11月、東京都現代美術館で『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』展がスタートした。この美術館が日本のファッションデザイナーの個人名を冠して展覧会を行うのは、00年の『三宅一生展 ISSEY MIYAKE Making Things』以来。3階のフロア全体を使った大規模な展覧会であり、皆川のクリエイションと〈ミナ ペルホネン〉というブランドのあり方を丁寧に伝える内容になっている。

展覧会名の「つづく」という言葉の背景には、〈ミナ ペルホネン〉が約25年間にわたり継続してきたことや、「100年続くブランド」を目指していることがある。また協業するメーカー、職人、クリエイターなど多様な人々とのつながりが、着々と広がっている意味合いも重ねられた。さらには展覧会で観られるような技術や発想のひとつひとつが、次の世代に向かって発展し続けるイメージもある。展覧会名の「つづく」の英字表記を「TSUZUKU」としたのは、「Continue」などのひとつの単語には訳せないからだと皆川は説明する。
葛西 薫 1949年、札幌生まれ。73年、サン・アド入社。サントリーのウーロン茶中国シリーズ、ユナイテッドアローズの広告、虎屋のアートディレクションなどを長期的に手がける。毎日デザイン賞ほか受賞多数。今回の展覧会では、ポスターや会場などのグラフィック全般と図録の装丁を担当している。
東京都現代美術館に掲示されたポスター。この手は皆川のもの。
ポスターに使われた手の写真と、同じ時に撮った皆川の写真は、会場の最後の展示室「空」にある。
皆川とメインビジュアルについて打ち合わせする前日の夜にひらめき、葛西が描いたラフスケッチ。撮影はイメージ通りにすんなり進んだという。
葛西 薫 1949年、札幌生まれ。73年、サン・アド入社。サントリーのウーロン茶中国シリーズ、ユナイテッドアローズの広告、虎屋のアートディレクションなどを長期的に手がける。毎日デザイン賞ほか受賞多数。今回の展覧会では、ポスターや会場などのグラフィック全般と図録の装丁を担当している。
東京都現代美術館に掲示されたポスター。この手は皆川のもの。
ポスターに使われた手の写真と、同じ時に撮った皆川の写真は、会場の最後の展示室「空」にある。
皆川とメインビジュアルについて打ち合わせする前日の夜にひらめき、葛西が描いたラフスケッチ。撮影はイメージ通りにすんなり進んだという。
グラフィックを担当したのは葛西薫。皆川 明が2015年に毎日デザイン賞を受けた時、彼を推す審査員のひとりがグラフィックデザイナーの葛西薫だった。その前後から接点のあった二人だが、仕事で本格的に組むのは今回が初めて。葛西はポスターなど展覧会関連のグラフィックを全面的に手がけた。