東京都現代美術館で〈ミナ ペルホネン〉の展覧会『つづく』が開催中!
| Design, Art, Fashion | casabrutus.com | photo_Norio Kidera text_Takahiro Tsuchida
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展示はミナのテキスタイルを用いたクッションの壁から始まる。無事オープンしてうれしそうな皆川。

「森」の部屋では、ミナのアーカイブがランダムに並ぶ。

テキスタイルの原画や図案に圧倒される展示室「芽」。〈ミナ ペルホネン〉では今までに3000種類もの生地を作ってきた。

2019年発表のテキスタイル《salo》とその図案。針葉樹のシルエットがリピートする。

2003年春夏発表のテキスタイル《triathlon》のための原画は切り絵でできている。

展示室「根」では、新聞の連載小説などのため皆川が描いた挿絵の原画を展示。

幾何学的なフォルムを並べて鳥の姿を表現した皆川による絵画《northern bird》。

葛西 薫 1949年、札幌生まれ。73年、サン・アド入社。サントリーのウーロン茶中国シリーズ、ユナイテッドアローズの広告、虎屋のアートディレクションなどを長期的に手がける。毎日デザイン賞ほか受賞多数。今回の展覧会では、ポスターや会場などのグラフィック全般と図録の装丁を担当している。

東京都現代美術館に掲示されたポスター。この手は皆川のもの。

ポスターに使われた手の写真と、同じ時に撮った皆川の写真は、会場の最後の展示室「空」にある。

皆川とメインビジュアルについて打ち合わせする前日の夜にひらめき、葛西が描いたラフスケッチ。撮影はイメージ通りにすんなり進んだという。
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