DESIGN
東京都現代美術館で〈ミナ ペルホネン〉の展覧会『つづく』が開催中!
November 29, 2019 | Design, Art, Fashion | casabrutus.com | photo_Norio Kidera text_Takahiro Tsuchida
ますます多岐にわたる〈ミナ ペルホネン〉と皆川 明のクリエイション。11月から始まった『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』展では、洋服はじめ幅広い展示作品を通して、彼らの活動に一貫した思いを伝える。さらにその思いは、未来を作っていく。
2019年11月、東京都現代美術館で『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』展がスタートした。この美術館が日本のファッションデザイナーの個人名を冠して展覧会を行うのは、00年の『三宅一生展 ISSEY MIYAKE Making Things』以来。3階のフロア全体を使った大規模な展覧会であり、皆川のクリエイションと〈ミナ ペルホネン〉というブランドのあり方を丁寧に伝える内容になっている。
展覧会名の「つづく」という言葉の背景には、〈ミナ ペルホネン〉が約25年間にわたり継続してきたことや、「100年続くブランド」を目指していることがある。また協業するメーカー、職人、クリエイターなど多様な人々とのつながりが、着々と広がっている意味合いも重ねられた。さらには展覧会で観られるような技術や発想のひとつひとつが、次の世代に向かって発展し続けるイメージもある。展覧会名の「つづく」の英字表記を「TSUZUKU」としたのは、「Continue」などのひとつの単語には訳せないからだと皆川は説明する。
展覧会名の「つづく」という言葉の背景には、〈ミナ ペルホネン〉が約25年間にわたり継続してきたことや、「100年続くブランド」を目指していることがある。また協業するメーカー、職人、クリエイターなど多様な人々とのつながりが、着々と広がっている意味合いも重ねられた。さらには展覧会で観られるような技術や発想のひとつひとつが、次の世代に向かって発展し続けるイメージもある。展覧会名の「つづく」の英字表記を「TSUZUKU」としたのは、「Continue」などのひとつの単語には訳せないからだと皆川は説明する。
グラフィックを担当したのは葛西薫。皆川 明が2015年に毎日デザイン賞を受けた時、彼を推す審査員のひとりがグラフィックデザイナーの葛西薫だった。その前後から接点のあった二人だが、仕事で本格的に組むのは今回が初めて。葛西はポスターなど展覧会関連のグラフィックを全面的に手がけた。
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