CULTURE
小沢健二によるハロウィーン本が登場!
September 29, 2017 | Culture | casabrutus.com | text_Keiko Kamijo
小沢健二と日米恐怖学会という謎のチームが、最高にハッピーなハロウィーンの過ごし方について著した絵童話『アイスクリームが溶けてしまう前に』が発売された。
「お菓子をくれないと、いたずらするぞ!」
アメリカ式の発音では「チュリッカ・チュリー!」(本書より)。
ハロウィーンの日になると、子どもたちは思い思いの衣装に身を包み、夜の街に繰り出す。子どもたちは自分の衣装を手作りで作って(パパが徹夜して作ることも?)、家族でお祭りを楽しむ。しかし、小さな子どもたちが大人と一緒にハロウィーンを楽しむのも、ある年頃まで。手作りよりも売っている衣装が欲しくなる「コスチューム買ってくれ」症候群になってしまったり、親とは一緒に出なくなったり、そうして子どもは「アイスクリームが溶けてしまう」くらいの猛スピードで大人になっていく。
じゃあ、大人たちはどうやってハロウィーンを楽しめばよいのか……。日本でも最近は、子どもたちや日本に住む外国人、若者を中心に思い思いの仮装をしてハロウィーンを楽しむ人びとが増え、盛り上がっている。しかし、ハロウィーンの起源や、なぜ仮装するか、なぜお菓子をもらうかをご存知だろうか。大丈夫。この本を読めばその疑問はたちまちに消え、大人も全力でハロウィーンを楽しみたくなってくる。
大人のみなさん。子どもをおびえさせるコツは、子どもの顔から笑いが消えるまで、長めにおどかすことです。(本書より)
本場アメリカのハロウィーン、そして、子ども時代のかけがえのない時間について思いを馳せられる絵物語。そして、巻末にはハロウィーン手作り衣装のフォトブックを所収。今年の参考になるかも!?
アメリカ式の発音では「チュリッカ・チュリー!」(本書より)。
ハロウィーンの日になると、子どもたちは思い思いの衣装に身を包み、夜の街に繰り出す。子どもたちは自分の衣装を手作りで作って(パパが徹夜して作ることも?)、家族でお祭りを楽しむ。しかし、小さな子どもたちが大人と一緒にハロウィーンを楽しむのも、ある年頃まで。手作りよりも売っている衣装が欲しくなる「コスチューム買ってくれ」症候群になってしまったり、親とは一緒に出なくなったり、そうして子どもは「アイスクリームが溶けてしまう」くらいの猛スピードで大人になっていく。
じゃあ、大人たちはどうやってハロウィーンを楽しめばよいのか……。日本でも最近は、子どもたちや日本に住む外国人、若者を中心に思い思いの仮装をしてハロウィーンを楽しむ人びとが増え、盛り上がっている。しかし、ハロウィーンの起源や、なぜ仮装するか、なぜお菓子をもらうかをご存知だろうか。大丈夫。この本を読めばその疑問はたちまちに消え、大人も全力でハロウィーンを楽しみたくなってくる。
大人のみなさん。子どもをおびえさせるコツは、子どもの顔から笑いが消えるまで、長めにおどかすことです。(本書より)
本場アメリカのハロウィーン、そして、子ども時代のかけがえのない時間について思いを馳せられる絵物語。そして、巻末にはハロウィーン手作り衣装のフォトブックを所収。今年の参考になるかも!?
『アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)』
小沢健二と日米恐怖学会 1,400円。日米恐怖学会とは? イラストレーターのダイスケ・ホンゴリアンとミュージシャンの小沢健二、写真家のエリザベス・コール、ファッションディレクターの白山春久という4人の人間と不明数の怪物たちで構成される団体、とのこと。本書では、このメンバーに写真家・守本勝英が加わっている。