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沖縄美ら海水族館で、今見るべき生き物たち【沖縄シティガイド】
| Travel, Culture | casabrutus.com | photo_Okinawa Commemorative National Government Park (Ocean Expo Park )/ Okinawa Churaumi Aquarium editor_Rie Nishikawa
沖縄の大人気スポット〈沖縄美ら海水族館〉。実はここ、最新の技術や情報が集まる最先端の水族館であり、世界をリードする研究機関でもある。まだまだ謎の多い海の中。最新ニュースから、見学のポイントを聞きました。水族館がずっと楽しくなるはずです。
・ジンタ30年|祝! ジンベエザメのジンタが世界最長飼育記録を30年に更新
魚類最大の種ジンベエザメ。世界中の暖かい海に生息し、沖縄にも回遊しているが、その生態は解明されていないという。〈沖縄美ら海水族館〉では2025年3月11日で、ジンタの世界最長飼育記録が30年に更新された。
ジンタは長期飼育により、水槽内で子供から大人へと成長する過程が観察することができたため、身体や生理的な変化がわかってきただけでなく、世界で最も学術的な研究に貢献しているジンベエザメでもあるのだ。
ジンタは長期飼育により、水槽内で子供から大人へと成長する過程が観察することができたため、身体や生理的な変化がわかってきただけでなく、世界で最も学術的な研究に貢献しているジンベエザメでもあるのだ。
「水槽の環境を整えることが、健康を維持する上で最も重要です。100%自然海水を使用し、十分な広さを確保した水槽で飼育することで、 ジンベエザメが健康に過ごせる環境を提供しています。野生の成熟オスが単独で生活する生態を考慮し、水槽内でも1 個体のみの展示を優先しています」(動物研究室・室長 松本瑠偉さん)
また最低でも月に1回、水中エコーを用いて消化器官の状態をチェックし、採血による生理学的な数値を確認。まさに⼈間ドック並みの健康チェックで、その結果によりエサの量や種類を調整するなど、迅速な対応ができる体制が整えられている。
また最低でも月に1回、水中エコーを用いて消化器官の状態をチェックし、採血による生理学的な数値を確認。まさに⼈間ドック並みの健康チェックで、その結果によりエサの量や種類を調整するなど、迅速な対応ができる体制が整えられている。
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