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アフタヌーンティーに予約殺到! 世界初の〈カフェ ディオール by ラデュレ〉|寺尾妙子のNEWSなレストラン
| Food | casabrutus.com | photo_Kayoko Aoki text_Taeko Terao editor_Rie Nishikawa
パリ発の2大メゾン、ディオールとラデュレによる奇跡のコラボレーション〈カフェ ディオール by ラデュレ〉がギンザシックスに誕生。ほぼすべてのメニューが、このカフェのためだけに用意されている。
2021年4月にプレオープン。6月に正式オープンした〈CAFÉ DIOR BY LADUREÉ(カフェ ディオール by ラデュレ)〉に予約が殺到している。オーダーの7割以上を誇る人気メニューがアフタヌーンティーセットだ。1段目のマカロン、2段目のセイボリー、3段目のプティ・フール。
「すべてが、このカフェだけのために開発されたオリジナル・レシピです。パリの〈ラデュレ〉と〈ディオール〉で決定され、東京のキッチンで最終的に調整して完璧を目指しています」(シェフ)
驚くほど軽やかなカヌレ、イチゴ&ミルキーな味わいに誰もが虜になるルリジューズ・フレーズなど、どの一品からも両メゾンのゆるぎない美意識が漂う。また、北海道産小麦粉を使用したパン・ド・ミとブリーの小さなサンドイッチや柚子の酸味が爽やかなタルトレットなど、日本の食材も効果的に使われている。
「すべてが、このカフェだけのために開発されたオリジナル・レシピです。パリの〈ラデュレ〉と〈ディオール〉で決定され、東京のキッチンで最終的に調整して完璧を目指しています」(シェフ)
驚くほど軽やかなカヌレ、イチゴ&ミルキーな味わいに誰もが虜になるルリジューズ・フレーズなど、どの一品からも両メゾンのゆるぎない美意識が漂う。また、北海道産小麦粉を使用したパン・ド・ミとブリーの小さなサンドイッチや柚子の酸味が爽やかなタルトレットなど、日本の食材も効果的に使われている。
アラカルトのデザートも充実している。クリスチャン・ディオールが愛したデザートへのオマージュとしてつくられた「モワルー・オ・ショコラ」、かつてオートクチュールコレクションでデザインしたウェディングドレスをイメージした「デリス・ド・シャテーニュ」など、ブランドの歴史を織り込んだものも多く、今後はコレクションに着想を得たものやフードメニューも登場する予定という。
この空間のためだけに作られたというテーブルウェアにも注目したい。ディオールのアイコン、 “カナージュ” や “スター” モチーフ、ラデュレを象徴するパステルカラーが誘う夢のひととき。存分に堪能して欲しい。

〈CAFÉ DIOR BY LADUREÉ(カフェ ディオール by ラデュレ)〉
東京都中央区銀座6-10-1 ギンザシックス House of Dior Ginza4F TEL 03 6263 8131。10時30分〜19時30分LO(自粛期間中は17時30分までの入店、19時LO、20時閉店)。デザート2,310円〜。アフタヌーンティー「カフェディオール クラシック」はホットドリンク付き17,600円(2名分)。ラテ アート1,540円、紅茶・ハーブティー1,540円など。要予約(当面の間はオンライン予約、または電話予約のみ)。

寺尾妙子
てらお たえこ 食ライターとして雑誌やWEBで執筆。好きな食材はごはん、じゃがいも、トリュフ。現在、趣味の茶の湯に邁進中。
