長崎・雲仙で新生〈BEARD〉の謎を解くの巻。|Pのローカルレストラン探訪
May 15, 2021 | Food, Culture, Travel | casabrutus.com | photo_Norio Kidera text_Michiko Watanabe
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雲仙山系の山々に抱かれ、橘湾(千々石湾)に面した丘陵地帯。海、山、里が揃う、自然の宝庫。そりゃぁ、野菜もうまかろうて。
岩崎政利さんの畑を見学させていただく。
キャベツのこの力強さ、この迫力。生命力がほとばしっている。思わず、「どうも失礼しました」と言いたくなっちゃう。
原川さんがちょいちょいお邪魔する、田中遼平さんの〈田中たねの農園〉で。雲仙小カブ、日野菜、時なしカブ、山東菜、大阪白菜などが育つ。
うおーっ。明るい日差しを浴びながら、思わず背伸びの原川さん。
田中さんもニコニコ見守る。田中さんの人柄にふさわしい、やさしく丸っこい野菜がすくすく育つ。
奥津夫妻が2019年に開いたオーガニック直売所〈タネト〉。
原川さんが手にしてたのは、田中さんの大根。 お隣は岩崎さんの源助大根。それぞれの箱の手前には、「甘い! 万能!」なんて、奥津さんの渾身の言葉が踊る。
〈タネト〉には、野菜だけでなく、ごま油やぽん酢などの食品、器、古本までが並ぶ。
湧き水を汲みに行く。フェトンチットでしたっけ。思いっきり浴びてますねぇ。だらだら坂道が意外と疲れる。
ジブリの世界に迷い込んだような、水原神社の小さな祠が見守る水汲み場。パワー漲る水って感じ。
こちらの水がレストランで提供される。
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