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〈SHIRO〉の新たな拠点は、北海道・砂川市のオープンな工場です!

| Design, Architecture, Fashion, Food, Travel | window on the world | photo_Ikuya Sasaki   text_Yoshinao Yamada

スキンケアやフレグランスなどで人気を集める〈SHIRO〉が、本拠地の北海道砂川市に、工場、ショップ、カフェなどからなる複合施設〈みんなの工場〉をオープンしました。

素材処理室前には天井まで登ることのできるジャングルネットを張り、大人も楽しめるキッズスペースを設けた。天井の一部に空気孔があり、製造中の素材の香りもほのかに広がる。
素材処理室前には天井まで登ることのできるジャングルネットを張り、大人も楽しめるキッズスペースを設けた。天井の一部に空気孔があり、製造中の素材の香りもほのかに広がる。
食品やタオルも扱う、〈シロ〉の製品がフルラインアップで揃うショップ。
食品やタオルも扱う、〈シロ〉の製品がフルラインアップで揃うショップ。
ショップ中央のブレンダーラボでは〈シロ〉を代表する6つの香りと季節限定の香りを数種選び、自分好みにブレンドできる。《ブレンダーラボ マイフレグランス》30mL 4,180円、80mL 5,830円。
ショップ中央のブレンダーラボでは〈シロ〉を代表する6つの香りと季節限定の香りを数種選び、自分好みにブレンドできる。《ブレンダーラボ マイフレグランス》30mL 4,180円、80mL 5,830円。
店舗限定フレグランス《フルーツブーケ》ヘアバーム3,410円、オードパルファン4,180円。photo_©️SHIRO
店舗限定フレグランス《フルーツブーケ》ヘアバーム3,410円、オードパルファン4,180円。photo_©️SHIRO
ガラス張りの工場は、研究開発室、素材処理室、調合室、充填室、梱包室の5つの部屋で構成される。
ガラス張りの工場は、研究開発室、素材処理室、調合室、充填室、梱包室の5つの部屋で構成される。
敷地内には畑や池を設け、駐車場もあえてコンクリートを敷設せずに環境に優しいあり方を探る。
敷地内には畑や池を設け、駐車場もあえてコンクリートを敷設せずに環境に優しいあり方を探る。
素材処理室前には天井まで登ることのできるジャングルネットを張り、大人も楽しめるキッズスペースを設けた。天井の一部に空気孔があり、製造中の素材の香りもほのかに広がる。
食品やタオルも扱う、〈シロ〉の製品がフルラインアップで揃うショップ。
ショップ中央のブレンダーラボでは〈シロ〉を代表する6つの香りと季節限定の香りを数種選び、自分好みにブレンドできる。《ブレンダーラボ マイフレグランス》30mL 4,180円、80mL 5,830円。
店舗限定フレグランス《フルーツブーケ》ヘアバーム3,410円、オードパルファン4,180円。photo_©️SHIRO
ガラス張りの工場は、研究開発室、素材処理室、調合室、充填室、梱包室の5つの部屋で構成される。
敷地内には畑や池を設け、駐車場もあえてコンクリートを敷設せずに環境に優しいあり方を探る。
スキンケアやフレグランスで人気を集めるコスメティックブランド〈シロ〉が、本拠地の北海道砂川市に新たな拠点《みんなの工場》をオープンした。来場者に生産風景を開示するガラス張りの工場に、カフェ、ラウンジ、キッズスペース、ショップを併設する。設計はアリイイリエアーキテクツが担当し、地元市民をはじめ、プロジェクトの賛同者とともに「みんな」でプロジェクトを進めたことが施設名の由来になっている。
充填室、包装室前はラウンジとライブラリー。
充填室、包装室前はラウンジとライブラリー。
砂川周辺にあるカフェや食堂など、スタッフおすすめのスポットを記載した「おでかけカード」を配布。
砂川周辺にあるカフェや食堂など、スタッフおすすめのスポットを記載した「おでかけカード」を配布。
ピザ窯をもつカフェでは、ピザ、焼きカレー、パンケーキなどを用意。窓からは自然の風景を楽しめる。
ピザ窯をもつカフェでは、ピザ、焼きカレー、パンケーキなどを用意。窓からは自然の風景を楽しめる。
「ピッツァ ヴェルドゥーラ」1,320円。photo_©️SHIRO
「ピッツァ ヴェルドゥーラ」1,320円。photo_©️SHIRO
充填室、包装室前はラウンジとライブラリー。
砂川周辺にあるカフェや食堂など、スタッフおすすめのスポットを記載した「おでかけカード」を配布。
ピザ窯をもつカフェでは、ピザ、焼きカレー、パンケーキなどを用意。窓からは自然の風景を楽しめる。
「ピッツァ ヴェルドゥーラ」1,320円。photo_©️SHIRO
開発や製造の工程を大胆にも透明化した工場は、自社製品の安全性や品質に自負があるからの構成と言えるだろう。ラウンジはみなに開放されており、社員や来場者が隣り合うことも。自分だけの香りが作れるブレンダーラボを併設したショップ、巨大なジャングルネットで子どもはもちろん大人まで遊べる空間など、さまざまな仕掛けは実験性に富んでいる。

外壁は間伐材、床材は廃材の再利用、カフェのピザ窯でも間伐材を使うなど、環境循環にも強い意識をもつ。施設が建つのは小学校跡地という市民にとって思い出が宿る場所。現状を完成とせず、地域住民やユーザーとの対話を重ねて成長していく場とすることが大きな目標の一つだという。開かれた工場が、その新たな発信拠点となる。

〈みんなの工場〉

北海道砂川市豊沼町54-1 TEL 0125 52 9646。10時〜19時(カフェ11時〜18時30分LO、工場〜17時30分、ブレンダーラボ〜18時30分最終受付)。

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