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高松に誕生した伝統工芸を体感するギャラリー〈TAKUMIKUMO VILLAGE〉を詳しくレポート!
March 9, 2022 | Design, Art, Food, Travel | PR | photo_Satoshi Nagare text_Mako Yamato
高松盆栽、香川漆器、庵治石と、伝統工芸が受け継がれる香川県高松市にオープンした〈TAKUMIKUMO VILLAGE〉。工芸の担い手による手ほどきで伝統を知り、体験できる特別なひとときが待っている。
讃岐の風土に育まれてきた数々の伝統工芸。なかでも高松盆栽、香川漆器、庵治石は高松を代表する工芸とされている。〈TAKUMIKUMO VILLAGE〉があるのは高松盆栽の郷と呼ばれる鬼無(きなし)・国分寺地区。遡れば江戸後期、山野に自生していた松を鉢に植えて販売したことに始まる高松盆栽。現在も50軒ほどの盆栽家が種から一貫して盆栽を育てる、日本有数の盆栽の産地だ。
漆芸も同様に江戸時代後期に発展した伝統工芸。香川漆器の礎は、独自の技法を確立した玉楮象谷(たまかじ ぞうこく)によって作られ、蒟醤(きんま)、存清(ぞんせい)、彫漆(ちょうしつ)、後藤塗(ごとうぬり)、象谷塗(ぞうこくぬり)の5技法で知られる。
庵治石は五剣山の麓で採掘される、きめの細かな花崗岩のこと。その上質な石を原料にした石製品もまた、伝統工芸のひとつ。
明治から続く盆栽の老舗〈中西珍松園〉の一角に登場した〈TAKUMIKUMO VILLAGE〉は、これら高松の伝統工芸に触れる場。体験ツアーのプログラムがあり、ワークショップでは、それぞれの伝統工芸の作り手による手ほどきで、匠たちの技を体験できる。
漆芸も同様に江戸時代後期に発展した伝統工芸。香川漆器の礎は、独自の技法を確立した玉楮象谷(たまかじ ぞうこく)によって作られ、蒟醤(きんま)、存清(ぞんせい)、彫漆(ちょうしつ)、後藤塗(ごとうぬり)、象谷塗(ぞうこくぬり)の5技法で知られる。
庵治石は五剣山の麓で採掘される、きめの細かな花崗岩のこと。その上質な石を原料にした石製品もまた、伝統工芸のひとつ。
明治から続く盆栽の老舗〈中西珍松園〉の一角に登場した〈TAKUMIKUMO VILLAGE〉は、これら高松の伝統工芸に触れる場。体験ツアーのプログラムがあり、ワークショップでは、それぞれの伝統工芸の作り手による手ほどきで、匠たちの技を体験できる。
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