アラーキーが新作1,000点で魅せる『荒木経惟 写狂老人A』。
| Art | casabrutus.com | photo_Ayumi Yamamoto text_Mariko Uramoto editor_Keiko Kusano
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荒木経惟。写真への探究心、制作意欲はとどまることを知らない。

70代半ばを過ぎてからも旺盛に制作を続けた葛飾北斎が「画狂老人卍」と号したことになぞらえ、荒木は自身のことを「写狂老人A」と名乗っている。

1998年から続く人気連載シリーズ『人妻エロス』。補正・調整し、画一化された美しさを作り上げようとする現代のグラビア写真に対し、荒木はさまざまな年齢の肉体をむき出しにする女性を銀塩写真に収め続けている。

「旦那にバレたら大変だって言いながら登場する人もいるよ。そういう図太さがあるのも女なんだよね」。
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