ART
路地に隠れた極小美術館〈Mmuseumm〉があのメトロポリタン美術館に?!
| Art, Travel | casabrutus.com | text_Mika Yoshida & David G. Imber editor_Yuka Uchida
あの〈Mmuseumm〉の別館『サラ・バーマンのクローゼット』が、世界最大の美術館に、お引っ越し! 9月5日までの限定です。
トライベッカの路地裏にひそむ、NYの隠れ名所〈Mmuseumm〉がなんとメトロポリタン美術館にやってきた!
〈Mmuseumm〉は、老朽エレベーター内部をミュージアムに見立てた「畳2畳分の美術館」だ。それが世界最大級の美術館であるメトロポリタンに招かれ、先シーズンの別館(『サラ・バーマンのクローゼット』)をそっくり移築したというから、なんとも痛快な話である。
〈Mmuseumm〉は、老朽エレベーター内部をミュージアムに見立てた「畳2畳分の美術館」だ。それが世界最大級の美術館であるメトロポリタンに招かれ、先シーズンの別館(『サラ・バーマンのクローゼット』)をそっくり移築したというから、なんとも痛快な話である。
巨大なメトロポリタン美術館にはアメリカン・ウィングと呼ばれる別棟がある。1870年の設立以来、同館がコレクションしてきた17世紀以降の家具やインテリア、装飾美術など1,700点以上もの品々を擁するセクションだ。その中には、アメリカ史において重要な意義をもつ「住まい」の移築・再現展示も多数ある。
フランク・ロイド・ライトによるプレーリー住宅がリビング丸ごと移築してあるかと思えば、19世紀の鉄道王の妻で、当時「全米一裕福な女性」と呼ばれたアラベラ・ウォルシャムのクローゼットが、当時のまま再現されていたりも。特別な居住空間を当時の空気感そのままに体験できる、貴重な空間だ。
フランク・ロイド・ライトによるプレーリー住宅がリビング丸ごと移築してあるかと思えば、19世紀の鉄道王の妻で、当時「全米一裕福な女性」と呼ばれたアラベラ・ウォルシャムのクローゼットが、当時のまま再現されていたりも。特別な居住空間を当時の空気感そのままに体験できる、貴重な空間だ。
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