ART
亡き父と過ごした最後の日々で、蜷川実花が見たものとは?
| Art | casabrutus.com | text_Kaori Nakada editor_Ai Sakamoto
写真家、蜷川実花が大切な人の“死”を間近に感じながら作品を撮影したのは、昨年の春のこと。その同じ季節の5月10日から10日間限定でそれらが公開される。
昨春、演出家の蜷川幸雄が、この世を去った。〈原美術館〉で行われる個展『うつくしい日々』は、娘の実花が、父の死と間近に向き合う日々に撮りためた約60点の写真で構成。彼女自身「どうしてこんな写真を撮れたのかわからない」というほど、今までの鮮やかな色彩を持つ作風とは一線を画すものとなった。
蜷川が「逝く人の目で撮った」と述懐する作品たちは5月10日より、10日間のみ公開。それらを収めた同名の写真集も発売される。
蜷川が「逝く人の目で撮った」と述懐する作品たちは5月10日より、10日間のみ公開。それらを収めた同名の写真集も発売される。
