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人間と社会の問題に切り込む『Study:大阪関西国際芸術祭 2025』開催中!

| Art, Architecture, Design, Fashion, Travel | casabrutus.com | text_Naoko Aono   editor_Keiko Kusano

「大阪・関西万博2025」でにぎわう大阪で『Study:大阪関西国際芸術祭 2025』が開かれています。大阪の街や歴史、社会にさまざまに切り込む現代美術が、万博会場を含むさまざまなエリアに並びます。

『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』会場風景。手前の作品はジャルコ・バシェスキによる《平凡な男》2009年。photo_Atsuhiro Miyake
『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』会場風景。手前の作品はジャルコ・バシェスキによる《平凡な男》2009年。photo_Atsuhiro Miyake
『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』より、アーティスト・デュオ、サンティッスィミの《IN VIVO》(M1)2013年。プレキシガラスの箱に収められた等身大の彫刻は、あたかも呼気によって箱が曇っているかのよう。 photo_Atsuhiro Miyake
『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』より、アーティスト・デュオ、サンティッスィミの《IN VIVO》(M1)2013年。プレキシガラスの箱に収められた等身大の彫刻は、あたかも呼気によって箱が曇っているかのよう。 photo_Atsuhiro Miyake
『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』会場風景。手前の作品はジャルコ・バシェスキによる《平凡な男》2009年。photo_Atsuhiro Miyake
『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』より、アーティスト・デュオ、サンティッスィミの《IN VIVO》(M1)2013年。プレキシガラスの箱に収められた等身大の彫刻は、あたかも呼気によって箱が曇っているかのよう。 photo_Atsuhiro Miyake
『Study:大阪関西国際芸術祭』は2022年から年に1回、開かれている国際芸術祭。最初の3回はStudy(実験・研究)としてプレ芸術祭の形で開催、今年の第4回目がいわば「本祭」になる。「大阪・関西万博2025」と同時期の開催だから万博とStudyの両方を楽しむことも可能だ。
『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』が開催されている〈大阪文化館・天保山〉。安藤忠雄の設計で1994年に竣工した。
『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』が開催されている〈大阪文化館・天保山〉。安藤忠雄の設計で1994年に竣工した。
展示は大阪市内各所で行われる。「大阪・関西万博2025」会場内のパブリックアート、金氏徹平、檜皮一彦、ミヤケマイなどの作品は『Study:大阪関西国際芸術祭2025』の一部だ。そのほか〈大阪文化館・天保山〉、西成エリア、船場エリアなどが会場となり、それぞれテーマを設定した展覧会が行われている。

関連記事【大阪・関西万博】予約なしでいつでも鑑賞OK! 万博会場で無料で見られるパブリックアートまとめ。

●〈大阪文化館・天保山〉『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』

ドゥエイン・ハンソン《ボディビルダー》1995年。ジョージ・シーガルと並び、アメリカのハイパーリアリズムの代表的な作家の一人。男らしさ、強さの象徴であるボディビルダーが弱々しく座って考え込んでいる。photo_Robert McKeever Courtesy Gagosian Gallery
ドゥエイン・ハンソン《ボディビルダー》1995年。ジョージ・シーガルと並び、アメリカのハイパーリアリズムの代表的な作家の一人。男らしさ、強さの象徴であるボディビルダーが弱々しく座って考え込んでいる。photo_Robert McKeever Courtesy Gagosian Gallery
ドゥエイン・ハンソン《ボディビルダー》1995年。Estate of Duane Hanson/Licensed by VAGA at Artists Rights Society (ARS), New YorkPhoto: Rob McKeever Courtesy Gagosian
ドゥエイン・ハンソン《ボディビルダー》1995年。Estate of Duane Hanson/Licensed by VAGA at Artists Rights Society (ARS), New YorkPhoto: Rob McKeever Courtesy Gagosian
ドゥエイン・ハンソン《ボディビルダー》1995年。ジョージ・シーガルと並び、アメリカのハイパーリアリズムの代表的な作家の一人。男らしさ、強さの象徴であるボディビルダーが弱々しく座って考え込んでいる。photo_Robert McKeever Courtesy Gagosian Gallery
ドゥエイン・ハンソン《ボディビルダー》1995年。Estate of Duane Hanson/Licensed by VAGA at Artists Rights Society (ARS), New YorkPhoto: Rob McKeever Courtesy Gagosian
安藤忠雄が設計した〈大阪文化館・天保山〉(旧〈サントリーミュージアム〉)ではドイツの研究機関IKAとの共催で『リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年』展が開かれている。ハイパーリアルな人体表現を通じて「人間とは何か」を問いかける企画だ。
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