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テオ・ヤンセンが創り出す“生きるアート”の世界を体感!
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アートと科学を融合させた“生きるアート作品”が世界中から注目を集めているテオ・ヤンセン。彼の世界に触れられる『テオ・ヤンセン展』が〈山梨県立美術館〉で4月24日から6月22日まで開催される。
オランダ生まれの造形作家テオ・ヤンセンは、アートと物理学の知識を融合させる作風から、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称されるアーティスト。ヤンセンの代表作である巨大な立体作品《ストランドビースト(砂浜の生命体)》は、物理学による計算に基づき、プラスチックチューブやペットボトル、粘着テープなどの身近な材料を組み合わせた有機的な形状で、風を原動力に、大型動物のように滑らかに歩行する。まるで命を吹き込まれたかのような不思議で革新的なアート作品が世界中を熱狂させている。
この《ストランドビースト》が間近で観られる『テオ・ヤンセン展』が〈山梨県立美術館〉で4月24日から6月22日まで開催。会場では、《ストランドビースト》の実物展示を中心に、作品の各パーツの紹介や、模型・映像展示のほか、展示室内で作品が実際に動く様子も観られる。本展のためにヤンセンが寄せた特別動画も公開。ヤンセンと彼の作品をひもとく貴重な展覧会だ。
芸術と科学という領域を自由に横断し、神秘的な世界を創造するテオ・ヤンセン。《ストランドビースト》は生命の本質や自然との共生などあらゆる視点を私たちに与え、見たことのない新たな可能性を提示してくれる。
芸術と科学という領域を自由に横断し、神秘的な世界を創造するテオ・ヤンセン。《ストランドビースト》は生命の本質や自然との共生などあらゆる視点を私たちに与え、見たことのない新たな可能性を提示してくれる。
『テオ・ヤンセン展』
〈山梨県立美術館〉山梨県甲府市貢川1-4-27。4月24日~6月22日。9時〜17時(入館は16時30分まで)。月曜休(5月3日、6月21日は開館)、5月6日は休館。※事前予約制。詳細は公式サイトでご確認を。
