あのフューチュラ2000がノグチの《AKARI》で作品を!
『カーサ ブルータス』2021年2月号より
| Art, Design | a wall newspaper | photo_photo_ShiLei Wang text_Mika Yoshida & David G. Imber
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ペインティングしたアカリ《UF4-L6》を抱えるフューチュラ2000。現在、〈ノグチ・ミュージアム〉で彼のアカリ作品が展示中だ。

《フューチュラ・アカリ》と共に、壁には絵画2点も。左に見えるのはKAWS所有の《El Diablo》(1985年)。photo_Nicholas Knight
The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum / Artists Rights Society (ARS)
The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum / Artists Rights Society (ARS)

エアロゾルの魔術師。自称 “地下鉄学派” のフューチュラが地下鉄にライティングしていた頃、ノグチは1986年、商業作品なんて!と猛反発を食らいながらヴェネチアビエンナーレに《AKARI》を出展する。アートと商業が融合する今の時代の先駆けだ。

《10A》がブルーに。

シグニチャーは当然ステンシルで。

一気呵成にペインティングを施す。

1962年にデザインされた《30P》もこの通り! 光の彫刻と呼ばれる《AKARI》に立体作品としての存在感が加わった。

《AKARI》を抱えて堂々ポーズ!