ARCHITECTURE
「数寄屋」の語源として間違っているのは?【ちょっぴり学べる、今日のカーサ検定】
| Architecture, Design | 今日のカーサ検定 | casabrutus.com『【和風モダン検定】数寄屋建築の基礎知識と近代化を知る。』より | text_Mari Matsubara
カーサ ブルータスの人気企画「検定」シリーズから、建築やデザインにまつわるクイズを日替わりで出題します! 今日は【和風モダン検定】から一問。
● 【和風モダン検定】数寄屋建築の基礎知識と近代化を知る。
【問題】
「数寄屋」の語源には諸説ありますが、次のうち間違っているのはどれ?
(A)「数を寄せた家」=多種多様な材を寄せ集めた家
(B)「好き勝手に作った家」=決まり事にとらわれずに設計した家
(C)「透き家」=構造が簡素で風通しがよい家
↓
↓
↓
正解は……
「(C)「透き家」=構造が簡素で風通しがよい家」
です。
檜の柾目が最上級の材とされた室町時代以降の「書院造」に対し、桃山時代以降の茶室の延長として発展した「数寄屋造」では、床柱や床框(とこがまち)に皮付き丸太の松や北山杉、紫檀、竹、コブシなどあえて多種の材を取り合わせ、天井もヘギ板を編んだ網代天井にしたり、葭(あし)や萩の小枝を詰め打ちにするなど、好みに任せて作られました。
「数寄屋」の語源には諸説ありますが、次のうち間違っているのはどれ?
(A)「数を寄せた家」=多種多様な材を寄せ集めた家
(B)「好き勝手に作った家」=決まり事にとらわれずに設計した家
(C)「透き家」=構造が簡素で風通しがよい家
↓
↓
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正解は……
「(C)「透き家」=構造が簡素で風通しがよい家」
です。
檜の柾目が最上級の材とされた室町時代以降の「書院造」に対し、桃山時代以降の茶室の延長として発展した「数寄屋造」では、床柱や床框(とこがまち)に皮付き丸太の松や北山杉、紫檀、竹、コブシなどあえて多種の材を取り合わせ、天井もヘギ板を編んだ網代天井にしたり、葭(あし)や萩の小枝を詰め打ちにするなど、好みに任せて作られました。
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