中村好文さんに聞いた、台所づくりの極意。
『カーサ ブルータス』2020年12月号より
| Architecture, Culture, Design, Food | a wall newspaper | photo_Hiroaki Ishii text_Housekeeper
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来年開設40周年を迎える〈レミングハウス〉4代目の台所。ランチは毎日交代制で作る。

〈ミナ ペルホネン〉の保養所にある、麺類を打つための引き出し式作業テーブル。

棚板や巾木の切れ端などをかき集めて作られた、シンプルな配膳台兼食器棚。

「体の動きに対して非常に合理的な形。何度も見に行っています」という奈良・今井町の勾玉形の竈。

中村が2007年に手がけた〈つのだ夫妻の家〉の間取り図。家全体から考えたとき最も自然な動線になっている。

台所の平面図。

実際の台所はこちら。つのだ夫妻は短い言葉だけを交わし、阿吽の呼吸で動く。流し台背後の配膳棚との間は、二人がちょうどすれ違える約90cm。今夜のご馳走も紹介している。
