建築家・石上純也の大規模展覧会、パリで開催中。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

建築家・石上純也の大規模展覧会、パリで開催中。

パリの〈カルティエ現代美術財団〉で、建築家・石上純也の個展が始まっている。なぜ石上に白羽の矢を立てたのか、この展覧会の見どころはどこにあるのか? 財団ゼネラルディレクター、エルベ・シャンデスへのインタビューとともに速報します!

ジャン・ヌーヴェルが設計した〈カルティエ現代美術財団〉で個展を開催中の石上。
Q 石上さんとはどのようにして知り合いましたか?

「2007年に東京都現代美術館で、彼の作品『四角いふうせん』をたまたま見た時、衝撃を受けました(注:アルミニウム板で作られた14×13×7m、総重量1トンの立方体にヘリウムガスを入れてアトリウムに浮かせた作品)。彼のとんでもない好奇心、歓喜と驚きに満ちた、まったくの新しさに一目惚れし、その瞬間、いつか財団で彼の展覧会を開きたいと心に決めました。当時、建築の実作例としては「神奈川工科大学KAIT工房」がやっと完成したばかり。ほとんど建築の実績はなかったですが、それでも直感的に、力強い才能の存在を確信しました。その後11年間、東京やパリ、ヴェネチアで会ったりして絶えることなく連絡を取り続けました。その年月の間に、建設中だったいくつかのプロジェクトが完成したり、また新たなプロジェクトが始まったりしました。ですので、今展覧会を開催するということは、絶好のタイミングだったと思います」。
設営が完了したばかりの会場で語りあう石上と財団ゼネラルディレクターのエルベ・シャンデス。
ジャン・ヌーヴェル設計の館内に展示された大小の模型群。
この会場のために特別に作られた模型に見入る。
地下フロアの展示風景。

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