ARCHITECTURE
複合ビルの中に庭園が出現！ BIGが手がけた〈CapitaSpring〉がシンガポールに誕生。
『カーサ ブルータス』2022年12月号より
| Architecture | window on the world | photo_Finbarr Fallon text_Housekeeper
シンガポールの中心部に、地上51階建て・延床面積93,000平米超の大規模複合施設が誕生。
17〜20階の4フロアをつなげた「Green Oasis」。熱帯雨林の植物階層を模倣し、自然光を心地よく取り入れた癒しのスペースに。
プールを備えたレジデンスエリアも。
設計はビャルケ・インゲルス率いるBIG。最大の見どころは17〜20階を貫く「Green Oasis」だ。38,000本もの植栽が熱帯雨林を模倣して生い茂る、ビルの中とは思えない開放的な空間に。ビルの建設前に営業していたローカルフードの屋台街が再入居し、街の食体験の心臓部としての役割も果たす。
都市の公共空間とシームレスにつながる地上階。設計コンセプトである「シンガポールの垂直都市」を表す開放的な空間。
現在シンガポールで最も高い高層ビル。
